重要人物 ページ45
真司郎side
デザイン課の前に着き、扉の外から中を覗き込むと、そこには、横並びに座っている3人の姿。
…ええなぁ、Aの隣とか、俺も隣におりたいわ。
と、そんな事考えてる場合ちゃうわ、ここに来た目的見失うとこやった。
扉を開けて中に入り、話し込んでいる3人に声を掛けた。
真「A、お疲れさん、2人も。
なぁ、浦田部長おる？」
実「なに、その私達はついで感笑
部長なら、部屋にいるよ。」
あ「浦田部長に用事とか珍しいね？」
真「資料届けにきてん。」
手に持った資料をひらひらと振って見せるのと同時に、宇野ちゃんと日高さんに目配せをした。
日「今の時間なら大丈夫だと思うから。」
真「なら、ちょっと行ってくるわ。
A、また後でな。」
軽く頭をポンポンとして、部長室に向かった。
✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻
真「浦田部長、江原部長から資料預かってきまし
た。」
浦「おー與くん、わざわざ悪いね、ご苦労様。
そういえば、式の準備は進んでる？
もう少しだね。」
ありがたい事に、浦田部長から話を振ってくれて、話すきっかけを掴む。
真「あの、浦田部長。
実は、協力して頂きたい事があるんです。」
浦「協力？俺にできる事なの？」
真「実は……。」
✻✻✻✻✻
昨日みんなに話した事を浦田部長に伝えると、真剣な表情で聞いてくれ、考え込むような姿勢を見せる。
真「お願いできないでしょうか…。」
こんな事を上司に頼むのは失礼かもしれん。
やけど、Aの事を大切に思ってくれとる部長なら…。
浦「與くん、」
真「…はい、」
一瞬、緊張が走り、背中を冷や汗が伝った。
すると
浦「何その話、ちょー楽しそうじゃん！」
それまで考え込んでた顔から一変、満面の笑みを浮かべた部長。
真「…ほんまですか？」
浦「やるやる、というか、俺でいいの？」
真「はい、よろしくお願いします！」
よ、かったぁ！これで計画進めることができる。
それから俺達が考えた計画を話し
浦「江原には俺から話し通しておくから安心し
て。
でも、あんまり派手に動くとばれちゃうから
慎重にやらなきゃな。」
真「ほんまにありがとうございます。
よろしくお願いします。」
部長室をあとにすると、宇野ちゃんと日高さんと目が合い、軽く親指を立てた。
それから俺達は、静かに計画を進めていった。
全ては大切なAの為に。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます(^_^)そのお言葉が本当に本当に嬉しいです(T_T)これからも負けずに書き続けます！こちらこそよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ayanoooo__.｡oOさん» お久しぶりです(^_^)ドキドキして頂けてよかったです(^_^)基本イチャイチャな2人なのでこれからもドキドキきゅんとできるお話を書いていけたらなと思います。次の章も楽しんで頂ければ嬉しいです、これからもよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - hokukawaii0802さん» いつもありがとうございます。そんなに楽しみにしていて下さって本当に嬉しいです(T_T)それに何度も読み返して下さり感謝です。これからも無理のないようにしながら更新していきますのでよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - このお話、本当に好きです！これからも、よろしく！ (2018年9月16日 0時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ayanoooo__.｡oO(プロフ) - 2回目ぐらいのコメントです。いつもドキドキするようなお話を書いてくださりありがとうございます。毎日毎日更新されるのがとても嬉しいです。無理はしない程度に頑張ってください。また楽しみにしてます。 (2018年9月15日 20時) (レス) id: 61c7ef8e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年8月7日 19時
