私にできる事 ページ42
千晃side
千「與さん？…好きなの？」
新「いえ、あの、好きとかじゃないんですけど、
笑顔とか素敵な方だな、と思って。
あんな素敵な方だから、彼女さんくらいいる
んだろうなぁ、て思っただけで。」
そうか、新人さんは知らないんだっけ、結婚する事。
千「彼女というか、もうすぐ結婚するんだよ。」
新「え、そうなんですか…。
きっとお相手も素敵な方なんでしょうね。」
千「うん、とっても素敵な人だよ。
さっき、私に声掛けてくれた人覚えてる？
お昼行けそうか聞いてくれた人。
あの人だよ、Aさんて言うの。」
新「ぇえ？！あの方なんですか？凄くお似合い…」
千「だよね、私もそう思う。」
新「千晃先輩は、いるんですか？彼氏さん、」
急に振られて、少し驚く。
千「うん、いるよ。だっちゃ…日高さん。
さっき最後に声掛けてくれた人なの。」
新「だっちゃん、て呼んでるんですね。
いいなぁ、千晃先輩もお似合いで羨ましいで
す。」
可愛い笑顔を向けてくれる愛莉ちゃん。
千「ふふ、お世辞でも嬉しい、ありがとう。」
新「みなさんいい人と出逢えて羨ましいです
よ。
私も、いつかそんな人と出逢えますかね…。」
少しだけしょんぼりした顔の愛莉ちゃん。
私も、前はそう思ってたなぁ、だっちゃんと出逢うまでは…。
もし、私から言ってあげられる事があるのだとしたら…
千「人との繋がりを大切にしてれば、きっと、
愛莉ちゃんも出逢えるよ。」
新「人との繋がり、ですか。」
千「うん、凄く大切なことだと思うな。
じゃあ、私休憩行ってくるね。」
それだけ言うと、愛莉ちゃんに任せて、ラウンジへと向けて歩き出す。
最低な事をしてしまった私を、受け入れてくれたみんなには、本当に感謝してる。
もし、あのまま縁が切れてしまっていたら、今の私はいない。
それに、こうして仲良くなることも、だっちゃんと知り合うことも、恋人同士にもなれなかったと思うと、人との繋がりって、凄く大切なんだな、て思う。
私がだっちゃんと出逢えたのは、Aさんのおかげ。
あんな事をした私なのに、広い心と優しさで包み込んでくれたAさん。
そんなAさんが、私は大好き。
私は、Aさんに、何か返せているのかな。
何か、私にできる事はないのかな。
なんて、そんな事を、その時は思っていた。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます(^_^)そのお言葉が本当に本当に嬉しいです(T_T)これからも負けずに書き続けます！こちらこそよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ayanoooo__.｡oOさん» お久しぶりです(^_^)ドキドキして頂けてよかったです(^_^)基本イチャイチャな2人なのでこれからもドキドキきゅんとできるお話を書いていけたらなと思います。次の章も楽しんで頂ければ嬉しいです、これからもよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - hokukawaii0802さん» いつもありがとうございます。そんなに楽しみにしていて下さって本当に嬉しいです(T_T)それに何度も読み返して下さり感謝です。これからも無理のないようにしながら更新していきますのでよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - このお話、本当に好きです！これからも、よろしく！ (2018年9月16日 0時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ayanoooo__.｡oO(プロフ) - 2回目ぐらいのコメントです。いつもドキドキするようなお話を書いてくださりありがとうございます。毎日毎日更新されるのがとても嬉しいです。無理はしない程度に頑張ってください。また楽しみにしてます。 (2018年9月15日 20時) (レス) id: 61c7ef8e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年8月7日 19時
