やられた ページ38
あなたside
あ「日高さん？！」
そこにいたのは、日高さんだった。
驚いて、実彩子と2人、大きな声を上げてしまった私達に
浦「はいそこの2人、うるさい。」
部長に一喝されて、慌てて口をつぐむ。
まだ驚きすぎて、目をひん剥いている私達を、日高さんは、笑いを含んだ顔を向けてきた。
だけどそれは一瞬で、すぐにポーカーフェイスを装う。
え、え？なんで？なんで日高さんがいるの？
今目の前で起こっている事に頭がついていかず、軽くパニックの私。
隣の実彩子も、口をあんぐりと開けて、見つめたまま。
そんな私達にはお構いなく、新入社員の挨拶が進んでいく。
日「日高光啓です。よろしくお願いします。」
それだけ言うと、私達に目配せをしてきた日高さん。
ますますわけがわからない…。
浦「みんなこれから新しい仲間が増えるから、
困ってる事とか、わからない事があったら
教えてあげてね。」
部長の一声で挨拶は終わり、前に並んでいた新入社員は、予め決められていたらしい席へと移動を始める。
まだぽかんとしている私と実彩子。
すると、ゆっくりと日高さんが近づいてきて
日「宇野さんとAさんですよね？
先輩、今日からよろしくお願いします！」
なんとも他人行儀な挨拶をして、勢い良く頭を下げた。
と、思ったら、ゆっくり顔をあげ
日「…なんてね笑、驚いた？」
と、いたずらっぽく微笑んだ。
状況が掴めていない私達は、まだぽかんとしたまま。
日「鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔してる笑
はは、面白いね2人とも笑」
可笑しそうに笑う日高さんに、やっと意識を取り戻した私達。
あ「日高さん、なんで？！」
実「どういうこと？！」
勢い良く詰め寄る私達に、余裕な笑みを浮かべ
日「まぁまぁ落ち着きなって。
とりあえず座ろうよ。」
そう言うと、私の隣の空いていた席に座る日高さん。
そこは、部長に空けておけって言われていた席。
他の空席のそばにいる人達は、予めどの新入社員が座るのか聞いていたみたいだけど、部長は何故か、私達には教えてくれなかった。
もしかして、びっくりさせるために？
あの部長の事だ、充分ありえる。
部長は、人を驚かせたり、笑わせたりするのが実は好き。
…やられた。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます(^_^)そのお言葉が本当に本当に嬉しいです(T_T)これからも負けずに書き続けます！こちらこそよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ayanoooo__.｡oOさん» お久しぶりです(^_^)ドキドキして頂けてよかったです(^_^)基本イチャイチャな2人なのでこれからもドキドキきゅんとできるお話を書いていけたらなと思います。次の章も楽しんで頂ければ嬉しいです、これからもよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - hokukawaii0802さん» いつもありがとうございます。そんなに楽しみにしていて下さって本当に嬉しいです(T_T)それに何度も読み返して下さり感謝です。これからも無理のないようにしながら更新していきますのでよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - このお話、本当に好きです！これからも、よろしく！ (2018年9月16日 0時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ayanoooo__.｡oO(プロフ) - 2回目ぐらいのコメントです。いつもドキドキするようなお話を書いてくださりありがとうございます。毎日毎日更新されるのがとても嬉しいです。無理はしない程度に頑張ってください。また楽しみにしてます。 (2018年9月15日 20時) (レス) id: 61c7ef8e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年8月7日 19時
