ウェルカムボード ページ27
真司郎side
あ「これも素敵だなぁ、」
あ「似顔絵は私苦手なんだよね、」
あ「こんなのも可愛い、」
珍しく家でパソコンを開いているAは、そこに写し出されている画像を見ながら、独り言のように呟く。
俺達の式まであと1ヶ月ちょっととなって、今はその式の時に用意するウェルカムボードをどんなんにするか、考えとるところ。
式場に頼む事もできたんやけど、手作りする人が多いらしく、記念としても残せるし、Aは、デザイン課におるから、自分達で作ることに決めた。
あ「んー、どんなのがいいかなぁ、」
パソコンとにらめっこしながら、デザインを考えているAが微笑えましい。
あ「ねぇ真司郎、真司郎はどんなのがいい？」
真「俺？そやなぁ、どんなんがええかなぁ。」
俺に意見を聞いてくれるけど、俺は絵とか苦手やしなぁ。
あ「写真をたくさん並べたりするのもいいけど、それだとちょっとありきたりな感じもするし…。」
眉間にシワを寄せて考え込むA。
俺も一緒にパソコンを覗き込んでいると、ある1つの画像に目がとまった。
それは、手を繋いだ2人が後ろ向きに写っている写真。
それを見た時、俺の頭の中に蘇ってきたもの。
あれ使えるんやないん。
真「なぁA、あれって、使ったらあかん
の？」
あ「あれ？あれって、なに？」
真「Aが夢叶えたデザイン。」
その写真を見た時に、Aの夢が叶った時のデザインが頭の中に浮かんできた。
あ「あれ…真司郎見てくれたの？」
驚いたような表情をして俺を振り返るA。
あれ？俺言ってへんかったかな？
真「おん、見たで。」
あ「え、いつ？
真司郎がLAから帰って来た時には、もう外さ
れてたよね？」
真「会議で1回帰って来た時あったやろ？
あの時、浦田部長に会ってな、見てやって
ほしいって言われたんよ。
んで、その時に見たで。」
その時、ビルに大きく掲げてあったデザインを見に行った時の事を思い出す。
あ「そうだったんだ…なんか、恥ずかしい、」
照れ笑いをするAに、ちょうどいい機会やし、あの時聞けなかった事を聞いてみることにした。
真「なぁあれってさ、俺とAがモデル？」
あ「…うん、そうだよ。」
やっぱりそうやったんや、俺が思っていたことは当たっていた。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます(^_^)そのお言葉が本当に本当に嬉しいです(T_T)これからも負けずに書き続けます！こちらこそよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ayanoooo__.｡oOさん» お久しぶりです(^_^)ドキドキして頂けてよかったです(^_^)基本イチャイチャな2人なのでこれからもドキドキきゅんとできるお話を書いていけたらなと思います。次の章も楽しんで頂ければ嬉しいです、これからもよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - hokukawaii0802さん» いつもありがとうございます。そんなに楽しみにしていて下さって本当に嬉しいです(T_T)それに何度も読み返して下さり感謝です。これからも無理のないようにしながら更新していきますのでよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - このお話、本当に好きです！これからも、よろしく！ (2018年9月16日 0時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ayanoooo__.｡oO(プロフ) - 2回目ぐらいのコメントです。いつもドキドキするようなお話を書いてくださりありがとうございます。毎日毎日更新されるのがとても嬉しいです。無理はしない程度に頑張ってください。また楽しみにしてます。 (2018年9月15日 20時) (レス) id: 61c7ef8e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年8月7日 19時
