ニヤつくあいつ ページ25
末吉side
なんかおかしい、いや、絶対おかしい…。
ここ最近、真司郎の様子がなんか変だ。
なんか悪いもんでも食ったのか？なんて思ったけど、Aちゃんと一緒に暮らしてて、変なもんなんて出てくるわけないやろうしな、なんて考える。
一度気になりだすと、ずっと気になってしまう俺。
なーんか気になって観察してると、どこか仕事に集中できてないように見える。
すると、ある事に気付いた。
仕事をサボってるわけじゃないんやけど、1日のうちに、何度もスマホに手を伸ばしては、何かを見ている真司郎。
仕事中あんまりスマホ触んねえのに、なにしてんの、あいつ。
こう言ったら聞こえが悪いけど、ずっとだらしない顔というか、ニヤニヤ、デレデレしてるんよね。
気になった俺は、西島ならなんか知ってんじゃねーかと思って、椅子に座ったままスライドさせて、近くのデスクの西島に近寄ると、仕事を装って話しかけた。
末「なぁ西島、なんか最近真司郎変じゃね？」
西「與？」
話しかけると、ちょうど真司郎は、ニヤける顔を隠すようにして、スマホを食い入るように見つめてるところだった。
それを見た西島は、ふっ、と鼻で笑うと
西「あー、あれね。
ったく、あいつもしょーがねーやつだな。」
と、腕を組みながら、なんだか意味有りげに言ってくる。
末「なに？お前何か知ってんの？」
西「実彩子から聞いたんだけど…、」
周りに聞こえないくらいの声で、西島が言った内容に、納得する俺。
西「たぶん、てか、それしかないでしょ笑」
末「あー、そういう事ね、」
あいつがあんな、ニヤニヤ、デレデレする理由なんて1つしかねーじゃん。
そう考えてみるとあいつ、ほんっとわかりやすいやつだな。
そこで、俺はいい事を思いついてしまった。
末「おい西島、」
思いついた事を西島に耳打ちをすると、片方の口角を上げてにやり、と笑う。
西「いいっすね、」
その返事を聞いて、俺と西島は席を立つと、まだスマホを食い入るように見つめている真司郎に、気づかれないように、後ろから静かに近づいていく。
真後ろに来ても、まだ気付いてない真司郎に、どんだけだよ、と心の中で若干悪態をつきながら、
腕を伸ばして羽交い締めにした。
真「うわっ！！」
末「今だ西島！」
西「もーらい！」
驚いて固まってる真司郎から、スマホを奪い取ると、2人で覗きこんだ。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます(^_^)そのお言葉が本当に本当に嬉しいです(T_T)これからも負けずに書き続けます！こちらこそよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ayanoooo__.｡oOさん» お久しぶりです(^_^)ドキドキして頂けてよかったです(^_^)基本イチャイチャな2人なのでこれからもドキドキきゅんとできるお話を書いていけたらなと思います。次の章も楽しんで頂ければ嬉しいです、これからもよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - hokukawaii0802さん» いつもありがとうございます。そんなに楽しみにしていて下さって本当に嬉しいです(T_T)それに何度も読み返して下さり感謝です。これからも無理のないようにしながら更新していきますのでよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - このお話、本当に好きです！これからも、よろしく！ (2018年9月16日 0時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ayanoooo__.｡oO(プロフ) - 2回目ぐらいのコメントです。いつもドキドキするようなお話を書いてくださりありがとうございます。毎日毎日更新されるのがとても嬉しいです。無理はしない程度に頑張ってください。また楽しみにしてます。 (2018年9月15日 20時) (レス) id: 61c7ef8e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年8月7日 19時
