高まる気持ち ページ49
あなたside
リビングから続く階段をあがると、主寝室に大きなウォークインクローゼット、他に部屋が2つと、2階にもトイレが1つ。
主寝室にはベランダが付いていて、窓を開けて外へ出れば、中庭が見渡せるようになっている。
それはどの戸建ても同じようになっていた。
ちょうど隣のベランダに西島くんと実彩子も出ていて
あ「実彩子ー!」
実「A!」
手を振りあう。
寝室にはベランダに続く窓の他にも、出窓があって、隣と向かい合わせになっていた。
出窓を開けると、西島くんが顔をのぞかせる。
西「けっこう隣と近いのな。」
手を伸ばせば、届きそうな距離に
真「西島、わかってると思うけど…覗くなよ。」
牽制するように真司郎が言うと、右の口角を上げて不敵に微笑む西島くん。
それを見た私と真司郎は、背中がゾクッとして
真「……。」
あ「……。」
無言で静かに窓を閉めた。
そんなことがありながら、家具の配置はどうするかなど考えたり、また一通り見て家を出ると、ちょうどみんなも出てくる。
末「やばくね?
もう輝走り回ってんだけど笑」
日「文句なしだね。」
西「中庭も広いし、BBQとかできんじゃん!」
千「それいいですね!」
末「いいねぇ、引っ越してきたらやるか!」
と、盛り上がっている。
実「でもあの時話してたことが現実になるなん
て、凄くない?」
あ「うん、これでまた一緒に過ごせるね。」
千「Aさん、料理教えてくださいね!」
あ「もちろん、いいよ。」
美「ほんとに夢みたい、すっごく嬉しい!」
みんな嬉しそうな顔をした。
浦「モニターって事だから、引っ越し代は会社
持ち、あと引っ越し準備金も多少だけど出せ
ると思うから。」
西「まじすか?」
日「いたれりつくせりじゃん。」
あ「部長、ありがとうございます。
こんなところに住めるなんて夢みたいです」
浦「お前達仲良いし心配事はないけど、もし何か
あったら言うように。」
それからオートロックの指紋認証の登録や、引っ越し日を決めたりと諸々して解散となった。
これから始まるみんなとの生活に胸を踊らせ
そして私は、これをきっかけに
ある大きな決断をすることになる。
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まい(プロフ) - まりぃさん» そうなんですね!!これから読むのがとても楽しみです♪♪ありがとうございます!!乗り越えましょう!頑張りましょう!!*^^* (2020年4月14日 19時) (レス) id: 633c1755c2 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - まいさん» こちらこそ数ある作品の中から私の作品に出会って下さりありがとうございます(^_^)完結はしましたが番外編を少しずつ書いていますのでよければそちらもお楽しみ下さいね!まいさんもお体お大事にし、なんとかこの状況を一緒に乗り越えましょう! (2020年4月14日 18時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - まりぃさん» 大変な時にこんな素敵な作品に出会えて本当に嬉しくて感謝しかありません。ありがとうございます!!まりぃさんもお体に気をつけてお過ごしください。本当にありがとうございます!! (2020年4月14日 13時) (レス) id: 633c1755c2 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - まいさん» とても嬉しいですありがとうございます!もう完結してしまいましたがこうして温かいお言葉を頂き本当に嬉しいです。長い物語読んで下さって感謝しかありません。今大変な時ですが少しでも日々の癒やしになっていれば幸いです(^_^)これからもよろしくお願い致します。 (2020年4月14日 11時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 最近、今更ですが、AAAにハマって読ませていただいています。登場人物全員が優しくて真っ直ぐで温かい世界観が大好きです。夢小説を読んでいて感動して涙したのは初めてです。主人公を見ていると自分も頑張ろうと思えます!癒しと元気、勇気をありがとうございます!! (2020年4月14日 0時) (レス) id: 633c1755c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2018年10月22日 18時