当日 ページ5
中島side
忙しい日々を過ごしているとあっという間に同窓会当日を迎え、仕事を終えた私は部屋へ帰ると軽くシャワーを浴びて、いつもよりも念入りにメイクを施す。
お気に入りの洋服に身を包むと始まる時間に余裕を持って部屋を後にした。
同窓会の会場となる都内のホテルに着いて受付を済ませて室内に入ると、まだ人はまばらだったけど、その当時仲の良かった友達と久々の再会を喜び合う。
その内に人数も増えて気付けば会場内にはガヤガヤと再会を喜ぶ声や、笑い声が溢れていた。
大「中島。」
後ろから私を呼ぶ声がして振り返ると、そこにいたのは仲の良かった友人の1人、大野雄大だった。
中「雄大久し振りだね、元気だった？」
大「元気元気！中島も元気そうだな。」
と、あの頃よりも少し大人びて、身体つきも良くなっていた雄大は、相変わらずの爽やかな笑顔を見せた。
雄大は卒業してからも年にほんの数回だけど、唯一連絡を取っていた人、と言っても彼からいつもメッセージを貰ってばかりだったけど。
そこから2人で他愛もない話をしながら恩師に挨拶をしたりなどと過ごしていると、雄大が声を掛けてきた。
大「與と西島には会った？」
中「ううん、まだ。」
早めに会場に着いてそれとなく来る人を見ていたけど、その時には2人の姿はまだ見ていなかった、というか、来るのかな。
大「そっか、取り敢えず何か食わない？
俺お腹空いたわ。」
中「そうだね、食べよ食べよ。」
バイキング形式になっているところへ2人で向かっていると、そこに見覚えのある後ろ姿が目に入ってくる。
あ、もしかして、と思っていると隣の雄大も気付いたらしい。
大「西島！與！久しぶりじゃん、元気してた
か？」
その声に振り返った2人はさっき話していた2人で間違いはなく、こちらの2人も久々の再会に笑顔を向けてくれた。
その時に、ほんの少し。
ほんの少し胸が高鳴った気がしたけど、気付かないふりをした。
久し振りに会った私達は料理を手にするとテーブルへと座り近況報告をしあった。
真司郎と西島くんは同じ会社、同じ部署だから毎日顔を合わせてて、【俺は嫌やけどな】なんて真司郎はいっているけど、その顔は穏やかなもの。
大学時代も嫌だとか言いながらも2人はいつも一緒にいたし、その変わらないやり取りに懐かしく感じていた。
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まりぃ(プロフ) - みいちゃんさん» みいちゃんさん、それに関してはネタバレにもなってしまうので多くは言えません…ごめんなさい。続編をお待ち頂ければと思いますm(_ _)m (2018年4月24日 21時) (
レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさん、ありがとうございます(^_^)これから先もマイペース更新になりますがよろしくお願いします(^_^) (2018年4月24日 21時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
みいちゃん - 真ちゃんと重なることはないんですね！ (2018年4月24日 21時) (レス) id: 4e998a9cf1 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 続編楽しみです！ (2018年4月24日 20時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - みいちゃんさん» 返事が遅くなりすみません（汗）明日以降に移行しますので引き続き楽しんで頂ければ嬉しいです(^_^) (2018年4月24日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年3月29日 14時
