なんで ページ2
あなたside
中「ほんとに凄く好きで、大切なんだって…。」
真司郎がその時にそんな事を話していたなんて知らなくて恥ずかしくなるけど、そんなふうに言ってくれて嬉しい気持ちが胸の中に広がっていく。
中「真司郎と付き合って、どれくらいになる
の？」
あ「もうすぐ1年になります。」
あと1ヶ月ほどで真司郎と恋人同士になって1年になろうとしていた。
もうあの日から1年も経つんだと思うと、とても早く感じる、真司郎がLAに行ってしまって会えない日々は途方もなく長く感じていたのに。
中「真司郎のどんなとこが好き？」
どんなところ…ありすぎて困る。
あ「…全部が好きです。
優しい手も、声も、笑顔も、少し照れて赤
くなっちゃう耳も、全部。」
にこやかな笑顔を向けられていて、つい正直に答えてしまう。
その後も中島さんの人柄とか話やすさから、色々な事を話してしまった。
中「前の人と比べて、真司郎の嫌なところとか
ないの？」
嫌なところなんか1つもない、それに前の人なんて私にはいたことがない。
あ「…あの、私、真司郎が付き合うの初めてなの
で///」
いくら同窓会の時に私の事話したと言っても、流石にそこまでは話してないよね。
だから正直に答えてしまった。
―――もしかしたら、これが悪かったのかもしれない。
中「Aさん、…真司郎が初彼って事？」
あ「はい、そうなんです。」
この歳で初彼ってやっぱり驚かれてしまったのだろうか。
どことなく何かを考えているような顔をされた。
中「そうなんだ、真司郎も大変だね。」
あ「…え？」
中「あ、気を悪くしたならごめんね？
なんていうか、初めての子相手にするのっ
て大変だって言うから。」
言われた意味がよくわからなくて、言葉が出てこない、どういうこと？
その後言われた事に私は何も言い返すこともなく、ただ言われる事を聞いている事しかできなくて、次第に心の中を掻き乱されていく。
中「もうこんな時間、私もう行かなくちゃ。
…それじゃまた。」
あ「…はい。」
私の頭の中は思考が停止してしまったように、それだけを言うので精一杯。
何も考えられずしばらくその場から動くことができなかった。
その後なんとか会社まで帰って来たけれど、言われたことが頭の中を埋め尽くしていて仕事が手に着かなかったのは言うまでもない―――。
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まりぃ(プロフ) - みいちゃんさん» みいちゃんさん、それに関してはネタバレにもなってしまうので多くは言えません…ごめんなさい。続編をお待ち頂ければと思いますm(_ _)m (2018年4月24日 21時) (
レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさん、ありがとうございます(^_^)これから先もマイペース更新になりますがよろしくお願いします(^_^) (2018年4月24日 21時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
みいちゃん - 真ちゃんと重なることはないんですね！ (2018年4月24日 21時) (レス) id: 4e998a9cf1 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 続編楽しみです！ (2018年4月24日 20時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - みいちゃんさん» 返事が遅くなりすみません（汗）明日以降に移行しますので引き続き楽しんで頂ければ嬉しいです(^_^) (2018年4月24日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年3月29日 14時
