繋いだ手3

大切な君の事 ページ21

真司郎side


大「ほんとに彼女の事大切なんだな。」


真「おん大切やで、誰よりも1番大事やしそれは
　 この先何があっても変わらへん。
　 離れるとか考えられへんから。」


西「会社でも家でもずっと一緒だもんな。」


中「え、家って…一緒に住んでるの？」


真「まぁそんなとこやな。」


俺らはお互いの家を行ったり来たりして常に一緒に過ごしとるから住んでるようなもん。


大「そんな一緒にいて飽きねえの？」


…飽きるってなに？


そんなん考えた事ないし、飽きるとか意味わからへんねんけど。


恋人同士になってからもしばらくはLAと日本で離れとったから、その時の反動もあるんかもしれんけど1分1秒たりともほんまは離れたくないし、一緒におれて嬉しい気持ちの方が断然大きい。


俺に笑いかけてくれる笑顔もむくれた顔も、1つ1つの仕草も全部が可愛くて大好きで、毎日同じように見えて全部違うAの事見れんのが幸せやねん。


真「飽きるってなに？そんなん考えた事ない
　 わ。」


大「わがまま言われて疲れるとかないの？」


わがまま？Aのわがままなんて俺からしたらわがままになってへんし、たとえわがまま言われたとしても全部聞いてあげたいしそれで疲れるとかない。


西「Aちゃんがわがまま言ったとしてもこ
　 いつにとってはわがままじゃねぇから。」


真「西島俺の事よくわかってるやん。
　 Aのわがままなんてわがままのうち
　 に入らへん。」


こないだ言われたけどあれはわがままに入らへんしな。


中「喧嘩とかしないんだ？」


真「ないなー、というか喧嘩なんてこの先もな
　 いんちゃう？」


喧嘩なんてした事ないし、そもそも喧嘩になるような要素が1つもない。
何されても可愛いしかない。


大「てかさ、久々に会ったのもあるかもしんな
　 いけど、與少し太ったんじゃね？笑」


西「あーそれな、実は俺も思ってたけど黙って
　 た笑」


真「え、まじで…。」


西「毎日Aちゃんの美味しいご飯食べて
　 んだもんなー。」


真「やってAのご飯全部美味しいんやか
　 らしゃーないやん。」


Aの作ってくれるご飯はほんまに何でも美味しい、やからつい食べすぎてしまうねん。
やって残すんもったいないし、てか残すことなんてないねんけど。


でも太ったとか…。


Aにガッカリされたないし筋トレ増やそうと決めたのは言うまでもない。

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