結婚式 ページ25
あなたside
朝早く目が覚めた私はまだ寝ている真司郎を起こさないようにそっとベッドを抜け出し、リビングへ行くとカーテンを開けた。
あ「…晴れてる。」
6月特有の不安定な天気から昨日は雨が降っていて心配していたけど、その雨が嘘だったかのようにどこまでも澄み渡る青空が広がっていた。
それはまるで新たな道を歩き出す2人を祝福しているかのように。
今日は大切な2人の結婚式だ。
ベランダへ出てしばらく空を眺めていると、後ろから伸びてきた腕に抱き締められる、
後ろを振り返るとまだ眠そうな目をした真司郎。
あ「おはよう、真司郎。」
真「Aおはようーさん、晴れて良かった
な。」
あ「ほんとに、昨日の雨が嘘みたい。」
真「ほんまやな、それにしても…A今日あいつらより先に泣いたらあかんで？」
なんてからかうように言われてしまった。
あ「もぅそれ言わないで。」
実彩子と西島くんの報告を聞いた時から私はどうも涙脆くなってしまって、2人の事を思うだけで涙ぐむようになってしまっていた。
大切な2人の門出に喜びで胸がいっぱいになってしまって、もう潤んでしまいそう。
急に黙り込んでしまった私の顔を優しい眼差しで真司郎が覗き込んでくる。
真「ほんまAは泣き虫さんやな。
俺がずっとそばにおるから。」
あ「…胸貸してくれるんでしょ？
よろしくね？」
真「いつでも貸したる。」
その言葉に微笑みを返した。
あ「軽くご飯食べて準備しよっか。」
真「おん、お腹減ったー。俺も手伝うで。」
そこから軽く朝食を食べると真司郎はシャワーを浴びに、私は準備を始めた。
今日は神前式を親族だけで行ってその後に披露宴の予定になっている。
私は薄いピンク色のシフォンワンピースにボレロ、真司郎はネクタイにスーツ姿。
準備を終えて変なところはないか鏡でチェックしていると、先に準備を終えた真司郎が寝室に入ってきて、私の事をジッと見つめている。
あ「真司郎変なところない？」
何だか不安になって問いかけるとスッと近付いてきて私の真正面に立ち、真剣な表情で着ているボレロに手を伸ばすと、ぐいぐいと中心を合わせている。
あ「しんじろ？」
真「可愛いねんけど…前開きすぎやってこのワン
ピース。」
あ「そうかな？そんな事ないと思うけど…。」
真「よし、これでええ。」
ピッタリ前を合わせ終わると満足そうな顔で微笑んだ。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます、そう言って頂けるのが本当に嬉しいです(;_;)これからもがんばります！！ (2018年3月28日 22時) (
レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 続編も楽しみです。いつも、楽しみに読んでるので、これからも、頑張って下さいね！ (2018年3月28日 22時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - みいちゃん☆さん» みいちゃん☆さんありがとうございます！今必死に書いてるんですが私の中で重要な部分なのでかなり時間がかかってしまってます…今日1つは必ずupしますので気長にお待ち頂ければと(TдT)お待たせしてしまいますがよろしくお願い致します(;_;) (2018年3月24日 20時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
みいちゃん☆ - いつも見てます！続きが気になって仕方ないです！早く真ちゃんとひとつになってほしいです！今日はアップしますか？もう読みたくてやばいです！ (2018年3月24日 19時) (レス) id: dd4caffcff (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうございます(^_^)頑張って書きますので見守って頂ければと思います(*´∀｀) (2018年3月17日 12時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年3月3日 13時
