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あなたside
渋々といった感じで了承してくれた真司郎に少し申し訳ない気持ちを感じながらも、実彩子に感謝する。
プレゼントを渡そうと思ってるんだけど、いつ買いに行こうか実は迷っていたから。
1人で出掛けるって言えば俺も行くって必ず真司郎は言うだろうし、一緒に買いに行くのも楽しくていいだろうな、とも思うけどサプライズというのもしてみたい。
もうプレゼントするものは大体決まっているから、あとは買いに行くだけだったんだよね。
3人で買い出しに行く事に決まったし、その時に買えそうだしとほっと胸を撫で下ろす。
2人と約束をした前日は、真司郎の部屋で過ごすことに決めて一緒に帰ってきた。
全てを終えてマグカップを持つとソファに座ってる真司郎の隣に腰をおろした。
あ「真司郎、明日はごめんね?」
振り向いた真司郎は寂しそうな顔をすると
真「Aここ座って。」
と言って、自分の足の間をポンポンと手で叩く。
恥ずかしさを抑えながら素直に近付いて足の間に座ると、後ろから優しく抱き締められた。
真「俺めっちゃ寂しいねんけど。」
肩口に顔を載せて呟く声は本当に寂しそうで胸がチクンと少し痛んだ。
真「明日何するん?」
あ「明日は3人でお買い物行こうって事になった
の。」
嘘はついてないよね、買い出し行こうって事だったし。
真「ふーん。」
と言いながら頬を擦り寄せてくる真司郎はどうやら甘えたさんモードのよう。
それに応えるように私も頬を擦り寄せる。
あ「真司郎は明日どうするの?」
真「俺は明日しゃーないから昼から西島の相手
してくるわ。」
しょうがないって西島くんの扱いどんななの(笑)
あ「実彩子もいないんだもんね。」
真「ま、たまには相手してやらんとな?
Aこそ明日気を付けて行かなあかん
で。
知らん人ついてったらあかんからな。」
あ「ついていかないから大丈夫だよ、
心配性だなぁ(笑)」
私子供扱い?
真「やって心配やもん。」
抱き締める腕が強くなって、真司郎の方を向くと寂しそうな不安そうな瞳と合わさり、安心させるようにちゅっと頬に軽く口づけると、ぱっと赤くなった真司郎。
あ「明日一緒にいれないから甘えてい?」
私も甘えたくなって素直に告げると、甘い口づけが降ってくる。
真「明日の分も俺も甘える。」
その言葉が嬉しくて微笑むと、口づけを何度も交わし甘い時間を過ごした。
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まりぃ(プロフ) - miさん» miさんありがとうございます^_^毎回面白くないんじゃないか…と不安だったので本当に嬉しいです!まだまだ書きたい話が沢山なのでまだまだ続きますが、これからもよろしくお願いしますね^_^またよければ感想お聞かせください(*´∀`*) (2018年2月28日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - もう見ててドキドキしちゃいます(//∇//) 何回も評価おしたいくらいこの作品に恋してます、、、笑 飽きない作品ですごいなあって尊敬します!!! (2018年2月28日 18時) (レス) id: 6ed7446538 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - じゅん@晴さん» じゅん@晴さんはじめまして(^_^)わぁ嬉しいお言葉ありがとうございます。そんな風に言って頂けて本当に嬉しいです(^_^)これからも頑張って更新しますので楽しんで頂けると幸いです(*´∀`*) (2018年2月20日 11時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
じゅん@晴(プロフ) - 初めまして。まりぃさんの作品、とても癒されますし、心がぽかぽかします^ ^ 更新楽しみにしています!頑張ってください☆ (2018年2月20日 10時) (レス) id: 50de3eb8f3 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ゆりあさん» ゆりあさんありがとうございます、凄く嬉しいです(^_^)少しでもドキドキとキュンとときめくお話を届けられたらと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い致します(*´∀`*) (2018年2月11日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2018年2月11日 13時