特別編 V.Day ページ7
あなたside
いつものようにラウンジで3人休憩中、目の前に広げられた雑誌を食い入る様に見つめてる私達。
その視線の先には【バレンタインデー特集】と書かれた文字と、美味しそうなスイーツが所狭しと載っている。
実「もうすぐバレンタインデーだね、2人は今年
どうするの?」
千「お休みだからデートする約束してます
よ。」
実「Aは?」
あ「私は特に決まってないかなー。」
今週末はちょうどバレンタインデーで、街は様々な所でイベントや特設会場で限定スイーツ販売などが開かれている。
私はというと、前に真司郎はチョコ自体はあんまり好きじゃないと言うのを聞いていたから手作りでチョコを使った軽いスイーツと何かプレゼントでもしようかな、なんて考えていた。
千「もうチョコとか買いました?
たくさんありすぎて迷いますよね。」
実「ほんとそれ。というか、私が自分用に欲し
い。」
あ「自分へのご褒美か、それもいいね(笑)」
雑誌を見ながら3人で話していると、手作りスイーツのページで手が止まった。
実「手作りもいいね。」
千「2人は料理上手だからいいですよねー。」
実「料理なんて慣れだよ、ね、A。
Aはチョコどうするの?」
あ「私は手作りしようかなと思ってるよ。」
正直に答えるとそれを聞いた2人は私を見つめ目が光ったように見えて、背筋がゾクッとするのを感じたと思ったら実彩子が満面の笑みで
実「ねぇ、ならさ3人で作らない?」
と提案してきた。
千「したい!教えてください!」
と乗り気な2人。
3人で手作りか、何だか楽しそうで私も賛同する。
あ「なら家くる?器具揃ってるし。」
実「やった!週末だし泊まってもい?
Aのご飯も食べたい!」
千「私も!」
目を輝かせる2人に笑顔で頷いた。
実「そうと決まれば3人で買い出し行こう。
あ、その前に真司郎にA借りる許可
貰わなきゃね?」
あ「なにそれ(笑)」
そんな事を話していると、そこにちょうど真司郎達がやってくる。
真「A何話してるん?」
実「噂をすればなんとやら(笑)」
真「は?何やねんそれ。悪口言うてたん?」
と訝しげな表情をする。
実「週末A借りるね。
そのまま私達Aのとこお泊りだから
来ないようにねー。」
真司郎は言われた事に鳩が豆鉄砲食らったような顔した。
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まりぃ(プロフ) - miさん» miさんありがとうございます^_^毎回面白くないんじゃないか…と不安だったので本当に嬉しいです!まだまだ書きたい話が沢山なのでまだまだ続きますが、これからもよろしくお願いしますね^_^またよければ感想お聞かせください(*´∀`*) (2018年2月28日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - もう見ててドキドキしちゃいます(//∇//) 何回も評価おしたいくらいこの作品に恋してます、、、笑 飽きない作品ですごいなあって尊敬します!!! (2018年2月28日 18時) (レス) id: 6ed7446538 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - じゅん@晴さん» じゅん@晴さんはじめまして(^_^)わぁ嬉しいお言葉ありがとうございます。そんな風に言って頂けて本当に嬉しいです(^_^)これからも頑張って更新しますので楽しんで頂けると幸いです(*´∀`*) (2018年2月20日 11時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
じゅん@晴(プロフ) - 初めまして。まりぃさんの作品、とても癒されますし、心がぽかぽかします^ ^ 更新楽しみにしています!頑張ってください☆ (2018年2月20日 10時) (レス) id: 50de3eb8f3 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ゆりあさん» ゆりあさんありがとうございます、凄く嬉しいです(^_^)少しでもドキドキとキュンとときめくお話を届けられたらと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い致します(*´∀`*) (2018年2月11日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2018年2月11日 13時