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あなたside
千「それじゃAさんまた明日会社で。」
実「楽しかった。またね。」
お迎えが来た2人を玄関先で見送り、いい匂いのしてきたキッチンへ戻る。
そろそろ焼ける頃だな、なんて思っていたら玄関の開く音がした。
真司郎だ。でもいつもならすぐに入ってくるのになかなか来ない。
あ「真司郎？」
声を掛けながら玄関に向かおうとした時真司郎がリビングへ入ってくる。
真「Aおはよーさん。」
あ「おはよう、ってもうお昼だけどね？」
真「ほんまやな、てかめっちゃいい匂いする」
あ「グラタンの作ったの、もうすぐできる
よ。」
お腹空いたーと笑顔で言いながらキッチンに入るとグラスなどを用意してくれる。
焼き上がってサラダとスープも運び食べ始めると【うまい！】と言って美味しそうに食べてくれる。
この美味しそうに食べてくれる真司郎が大好きなんだよね。
食事を終えて片付けを済ませるとしばらく他愛もない話をする。
しばらくして時計をちらりと見るとちょうどお茶の時間。
あ「真司郎、お茶入れようか？」
真「おん、いつもありがとうな。」
紅茶を蒸らしている間に私は今朝作ったクッキーを真司郎に気付かれないように持ちソファの近くに置くと隣に座った。
あ「真司郎はい。」
ありがとうなと受け取って静かに口をつける真司郎を少し眺めてから
あ「真司郎。」
真「ん？」
あ「はい。」
ラッピングした包みを渡すと私と包みを交互に見てからぱっと顔をあげた。
あ「好きだよ、真司郎。
私の気持ち、受け取ってくれる？」
なんの日か気付いたのか途端にぱっと瞳が輝いて私の好きな目尻にしわを寄せた笑顔に変わり
真「めっちゃ嬉しい！！」
手を引かれて強く抱き締められた。
真「開けてええ？」
あ「もちろん。」
真「チョコチップクッキーやん、俺めっちゃ好
きやねん！」
1枚取るとそのまま口に頬張る。
するとほんの少し動きが止まり私を見つめると
真「これ、俺前にも食べた事ある。
Aが俺ん家初めて来た時くれたんと
同じ味なんやけど。」
言われた言葉に私が驚いた。
実は初めて真司郎の家へ行った時に作っていったから。
その時は恥ずかしくて手作りとは言えなくて、まさかその時の味を覚えてたなんて。
真「もしかして手作り？俺また食べたいって思
っててん。」
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まりぃ(プロフ) - miさん» miさんありがとうございます^_^毎回面白くないんじゃないか…と不安だったので本当に嬉しいです！まだまだ書きたい話が沢山なのでまだまだ続きますが、これからもよろしくお願いしますね^_^またよければ感想お聞かせください(*´∀｀*) (2018年2月28日 19時) (
レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - もう見ててドキドキしちゃいます(//∇//) 何回も評価おしたいくらいこの作品に恋してます、、、笑 飽きない作品ですごいなあって尊敬します！！！ (2018年2月28日 18時) (レス) id: 6ed7446538 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - じゅん@晴さん» じゅん@晴さんはじめまして(^_^)わぁ嬉しいお言葉ありがとうございます。そんな風に言って頂けて本当に嬉しいです(^_^)これからも頑張って更新しますので楽しんで頂けると幸いです(*´∀｀*) (2018年2月20日 11時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
じゅん@晴(プロフ) - 初めまして。まりぃさんの作品、とても癒されますし、心がぽかぽかします^ ^ 更新楽しみにしています！頑張ってください☆ (2018年2月20日 10時) (レス) id: 50de3eb8f3 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ゆりあさん» ゆりあさんありがとうございます、凄く嬉しいです(^_^)少しでもドキドキとキュンとときめくお話を届けられたらと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い致します(*´∀｀*) (2018年2月11日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年2月11日 13時
