不愉快~フジ視点〜 ページ25
ただいま修羅場に立ち会っている途中のフジです。
Aちゃんの言う事は全て的確で言い返せない、この子の頭の中どうなってるの、大人と同じぐらいだよ。
キ「…それも、そう…だな。仕方ない、おい四人とも、今回はAのおかげで助かったと思え、いいな?」
四人は揃って首を縦に振り逃げるようにこの場を立ち去った、ドアが閉まると同時にキヨが机に突っ伏した、相当疲れたろうな。
A「……はぁ、疲れた。女子怖い、女子の嫉妬怖い、女子の恋愛自体怖い」
キ「…な、俺も改めて思った、てかお前も女子だろ…」
A「私をクソビッチやクソどもと同じにしないでください、本当不愉快です。」
フ「Aちゃんてそんなに毒舌だったっけ。」
この子がブチ切れてからずっとこのまま、どうすればいいのこの状況。
A「…取り敢えずこの部屋から出ましょう、授業はどうしたんです?」
2人「…あ」
A「え、授業放り出して来たんですか、そんなことして大丈夫ですか」
大丈夫なはずが無い、急いで戻らないといけない、キヨと一緒に慌てて部屋を後にしようとすると急に物音がした。
フ「Aちゃ…Aちゃん?!どうしたの?!ねぇっ!」
キ「フジ、揺らすな。悪化したらどうするんだ?取り敢えず俺はこいつを保健室に連れてく、フジは先に戻ってろ、じゃないと洒落になんねぇやw」
フ「…分かった、生徒たちには事情を説明しとくね、じゃあAちゃんをよろしくね。」
キ「おうよ!」
キヨは返事をしたあとすぐにAちゃんを抱えて行った。
フ「どーやって説明しようかな…『清川先生は少し遅れてきます』でいっかな←」
疲れた〜キヨ視点〜
『ガララッ』
キ「うぃーっす」
「あれ、清川先生どうしたんですか?w」
キ「笑うなよ、レトさんw」
レ「いやーなんか君が女子を担いでくるのは珍しいからねw」
キ「てかレトさんここの学校に務めてたんだ、しかも保健の先生とか…」
レ「ちょ、そんな目しないでくれる?!…てか、あれ、この子…」
キ「あぁ、そう、転入生。入って来て早々女子に目ェつけられたみたいなんだわ。」
レ「なっるほっどねーいやーイケメンは辛いねー(笑)」
キ「そーなんだよねーでも楽しいよー(棒)」
レ「棒読みじゃんwとりあえずこの子そこに寝かせて、怪我してんじゃん。」
キ「え、まじ?」
俺の服を見るあ、血ついてる、染みなりそう…てかコイツの方がやべえわどうしよ…
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作者名:まり | 作成日時:2014年9月2日 23時