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甘いですか?~貴方視点〜 ページ23

私達はキヨ先生に連れられ相談室に連れ込まれる、通常の女子なら発狂するぐらい喜ぶだろう、けど今は違う、キヨ先生からとてつもないぐらいの殺気のようなものが出ているから。

キ「……」

A「……」

四人「……」

フ「… キ「何でフジがいるんだおい。」別いいじゃん!」

キ「良くねぇから言ってんだろ」

フ「いいじゃーん、俺も理由知りたいから」

キヨ先生は舌打ちをしながら席に戻った、どうやらフジさんも同席するらしい。

四人「…先生、許してください、そもそもこいつが…!」

A「まだ言い訳すんのかよ、いい加減諦めろや、証拠もある以上どう頑張ってもお前らがわりぃことになるからな、下手すりゃあ罰が重くなるか。」

キ「分かってんだな、第二の鬼。」

A「っ…その名前で呼ぶな」

フ「ま、まあまあ、落ち着こうよ、二人とも、ね?」

今にも掴みかかりそうな私達に気づき慌てて仲裁に入るフジさん、多分フジさんが入ってなかったら喧嘩になっていたと思うな←

キ「…はぁ、何でああなった。」

女1「こいつが先生の周りをウロチョロするから先生もうざいだろうなーって思ってやっただけ、ね?」

そうリーダー的な存在の女子が言うと他の3人も迷いなく頷いた。

A「嫉妬も程々に…キ「お前は黙ってろ」…っち」

フ「そもそもウロチョロしてんのは俺らの方だよねwごめんね、Aちゃん、ウザイよね?」

何で今ここであざとさ発動させるんですか、やめてください。

A「…別に」

つい冷たくしちゃったよ、うん、嫌われたも同然だ。

キ「てか、Aが言ったことも合ってるわ、取り敢えずこの音声は他の先生に見せるから、いいな?」

女1「なっ…!そんなの…うちのが!」

キ「あぁ、お前の家の会社、潰れるだろうな、でもお前はそれぐらいの事をした、違うか?」

会社?リーダー格人の親は会社を立ちあげてんのか、潰れる?…それは、重すぎる、そう考えてしまう私は甘いですか。

A「…今回は俺…私も悪かった、だからあまり広げるようなことじゃない、違いますか?」

女子達を睨みつけながら言う、まだ許したわけじゃない、やり返されたりしたら人たまりもないからね、フジさん達は驚いたような顔で私を見る、裏の自分がどうやら帰ったらしい、じゃなかったらさっきのことは言えないしね。

A「それに、下手したら清川先生達が訴えられますよ。話を盛るに盛られて酷くなった物を言われてね。違いますか?」

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作者名:まり | 作成日時:2014年9月2日 23時

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