S×モトキ ページ10
・彼氏彼女設定
・彼女目線
私の彼氏は優しいけどちょっとだけ意地悪だ。
今日だって。
モ「A、ここおいで」
モトキはそう言って自分の膝の上をぽんぽんと叩く。
なんか気恥ずかしくて横に座った。
モ「横じゃなくてさ、俺の膝の上きなよ」
貴「ええ…恥ずかしいよ…」
モ「へー、Aは俺といちゃいちゃしたくないんだ」
貴「したい…です」
モ「ならおいで」
彼は腕を広げた。
仕方なく彼の膝の上に乗った
正面を向くとモトキと目があった。
すぐに顔が紅くなる。
モ「Aの顔、りんごみたいで可愛いね」
貴「うう…」
彼の胸に顔を埋めた。
するとモトキの手が私の頬を包んで持ち上げる。
恥ずかしくて顔を背けたくても背けられず、ますます顔が紅く染まる。
モ「Aの顔どこまで紅くなるんだろうね?」
貴「モトキがさせてるの…」
モトキが急にキスしてきた。
貴「!?何するの!?」
モ「Aが今すごく可愛く見えた」
貴「モトキの意地悪…」
モ「ごめんごめんwAが可愛くてつい…ね」
やっと離してくれた。
貴「モトキなんか嫌いになっちゃうよ!」
モ「ごめんね、もうしないから。許して」
上目遣いで懇願される。
うう…可愛い…
貴「絶対だよ?」
モ「約束する」
きゅっと抱きしめられた。
心音がどんどん早くなる。
私はこんな意地悪な彼もすごく好き。
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作者名:mari | 作成日時:2019年6月22日 18時