初デート×マサイ ページ3
・彼氏彼女設定
・彼女目線
今日はマサイと付き合って初めてのデート！
付き合う前にも二人でお出かけしたことはあったけどなんだか緊張するなぁ…
待ち合わせ場所に行くともう待っていた。
視聴者さんだろうか、可憐な女の子と話している。
ズキッ。
あれ、なんだろう、心が痛いよ…
マサイはこちらに気づいたみたいで走ってきた。
貴「ごめんね、遅れちゃった」
マ「俺も今来たばっかりだよ」
貴「ねね、今話してた人って…」
マ「ああ…あいつ前付き合ってたやつ」
貴「そっ、そうなんだ」
マサイかっこいいから街で見かけたら話しかけたくなるよね。しょうがない、うん。
マ「今日さ、俺どうしても行きたいところあるんだよね」
貴「えーなにー？」
マ「ヒ・ミ・ツ★」
なんだか可愛くて笑ってしまった。
マ「A、手出して」
大人しく手を出した。
なんだろう？
手を繋がれた。
マ「恋人繋ぎ、な」
貴「う、うん」
楽しいデートの幕開けだ。
二人で服屋さんに入った。
貴「あっ、これ可愛いね」
私が手に取ったのは肩が開いたタイプの青のグラデの○○○。
マ「うん、可愛いね。似合いそうだよ。着てみれば？」
貴「そうだね、行ってくる」
マ「俺バッグ持ってるから」
彼に荷物を預けて試着室に入った。
着て背中のリボンを結ぶ。
カーテンを開けた。
マ「良いじゃん、おしゃれだね。可愛い」
貴「そうかなぁ…」
マ「支払い済ませといたけど、そのままデートする？」
貴「えっ、ごめんね…お金使わせちゃって」
マ「可愛い可愛い彼女のためでーす」
可愛いと言ってくれたことに私は思わず照れた。
このあとは二人で海沿いのお洒落なカフェに入った。
貴「うわぁ〜美味しそ〜！」
マ「だな、早く食べようぜ」
食べてる途中でマサイが口の端にホワイトソースをつけていることに気づいた。
貴「マサイ、付いてるよ」
マ「え？まじ？取って」
貴「しょうがないなぁ…」
テーブルに備え付けられているペーパーで拭き取った。
マ「ありがとな」
その笑顔に私の心臓は早鐘を打ちだした。
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作者名：mari | 作成日時：2019年6月22日 18時
