Episode 30 ページ38
あれから少し寝てしまったみたいで次に目が覚めたのは朝のことだった。
なんか温かいな…
ね「おはよ」
!?!?!?
貴「り、りょう!?なにしてんの?移るよ!」
ね「びっくりした?」
貴「当たり前だよ!」
ね「お、その様子だと元気みたいだね。移ったらAが看病してくれるからいいでしょ?」
貴「看病はするけどさぁ…」
ぷすっと頬を膨らませているとりょうにつんつんとつつかれた。
ね「看病大変だったからご褒美ちょーだいっ」
貴「ええ…なに?」
ね「たまにはAからちゅーしてよ」
貴「ええ!?恥ずかしいよ!無理無理無理!」
ね「俺はいつもしてるのになぁ…Aはしてくれないんだ…悲しいなあ…」
ううっ、りょうの上目遣い可愛い…!
ね「どうしてもだめ?」
貴「わかったよ、するよぉ…」
ね「やった」
りょうがまぶたを閉じた。
ほんと綺麗な顔…
ちゅっ、とリップ音を立ててキスをした。
ね「よくできました」
頭を撫でられた。
貴「うう〜」
恥ずかしくてりょうに抱きついた。
ね「どした?恥ずかしかった?」
こくんとうなずいた。
貴「りょうのせいだもん」
ね「ごめんね、でもすごい可愛かったよ」
貴「ばか…」
りょうの胸板をぽこぽこと叩いた。
その日の午後になってもドキドキが収まらなかった。
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mari(プロフ) - もち勢女子さん» 了解です! (2018年12月27日 20時) (レス) id: f623ad292b (このIDを非表示/違反報告)
もち勢女子 - もちの物語出して欲しいです! (2018年12月22日 22時) (レス) id: 1560673332 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ありがとうございますぅぅぅぅう(泣) (2018年11月18日 13時) (レス) id: 82f8a7ed5e (このIDを非表示/違反報告)
mari(プロフ) - あんずさん» もちです! (2018年11月16日 19時) (レス) id: f623ad292b (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - フレントと事故チューしてしまったっていうのって有すか? (2018年11月16日 19時) (レス) id: 82f8a7ed5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mari | 作成日時:2018年9月24日 12時