あなたのことが好きでたまらないんです

Episode 3 ページ4

？「えーその係Aさんに任せたーい！」

え！？しかもそれ学園祭実行委員じゃん……

あとあの子？誰だっけ……南さんかな？苦手なんだよなぁ……しかもねぎ君のこと好きみたい。

ああいう子が男の子は好きなんだろうなぁ。顔は小さくて声も可愛くて。髪型もゆるまきにしてて。

ズキッ。え？なんだろこの痛み。もしかして、私……ねぎ君のこと……。

ね「Aやるなら俺やるよ！A一緒にやろ！！」

ねぎ君が一緒なら安心だぁ……！

貴「じゃあ……やります……！！」

南さんとその取り巻きたちがなんかざわざわしたままホームルーム活動は終わった。


昼休み。

南「Aさんちょっといいかな？」

本当は今日はねぎ君達とご飯食べる予定だったんだけどなぁ……。

でも有無を言わせないそんな語気が込められていた。

貴「うんいいよ」

そのまま体育館裏に連れて行かれる。

南「ねえ、あんたどういうつもり？ねぎ君にくっついてさぁ」

さっきの可愛い声はどこへやら。とてもとても怖い。

南「私が好きって知ってたからくっついてたって言ったら潰すよ？」

貴「そ、そんなことないよ」

スパーン

あとからじわじわと痛みが来るのがビンタされたと知らしてきた。

南「じゃあ、二度と私のねぎ君に近づかないでね？近づいたら許さないから」

そう言って彼女は立ち去った。

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