花火 ページ34
『っっ!!?;;』
英「し〜…;」
イギリスさん!
仏「あり?見失っちゃった〜」
西「うーん…
でもまぁ、この家にはいるだろうし、
そのうちどっかの眉毛と会うんとちゃう?」
仏「うーん、それもそうだな!戻るか!」
西「あは、親分追いかけっこしてるみたいで
楽しくてつい調子乗っちゃったわ〜(´ワ`*)」
2人の足音が遠のいていった。
英「…行ったか」
イギリスさんは私の口を押さえていた手を離してくれた。
『ぷはっ、イギリスさん、何でこんなところに!』
英「ああ、ちょっと日本の建築に興味があってな。探検してた。
お前こそ何で追われてんだよ。」
『いろいろありまして…^^;』
英「ふ〜ん…((ちらっ」
?さっきからイギリスさんがチラチラ見てくる。
あっ
『そうだ、イギリスさん!
浴衣着たんですよ、どうですか?^^』
大きくくるんと回ってみせる。
英「えっ、あ、ああ。…」
『…
えっ、反応薄っっ!!?;;;;』
英「えっ!?そ、そうか?;;悪りぃ…;;」
『む〜、もしかして似合ってませんでした?
( ; ; )うる』
英「Σいっ、いや、違う!!;;
そうじゃなくてだな、え〜っと…;;
と、とりあえず今寄るな!;;
俺の顔は見るなよ!?;;」
『?』
今まで月を隠していた雲がどいて、
隠れていた月が顔を出した。
『あ…』
暗くて気がつかなかったが、
光に照らされたイギリスさんの顔は、
びっくりするくらい紅潮していた。
英「あっ…
〜っっみっ、見るなバカ!!///;;;;」
『赤い…///;』
英「Σいっ、わざわざ言うなよ!///;;
くそっ…///;;」
イギリスさんはそっぽを向いて、
手で口を覆った。
英「…かわいい///;ボソッ」
『ふぇっ!!?///;;;;』
英「いいいいもう言わねぇ!!///;;
絶対もう言わねぇからな!!///;;;;」
全然目を合わしてくれない。
それが逆に、
かわいいと思ってくれたように思えて
嬉しくなった。
うわ…これ絶対顔にやけてるよ///;;
ひゅるる〜…
ドン!!
英、(人1)「!!?」
英「花火か…!?」
『わぁ…!!///
こんな時期でもやってるんですね…!!』
雲もどこかへ消えて、
真っ黒になった空を一層美しく花火が彩る。
とん、
あ、肩がぶつかっちゃった…
『ごめんなさ…』
すぐそこにイギリスさんの瞳が。
英「…//」
『あ…』
数秒固まった後、
花火の中で重なる2つの影があった。
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まふん - 湖のシーンはやぶうち先生の漫画のパクリですか。気付かれないとでも思ったら大間違いですよ。 (2015年7月7日 2時) (レス) id: 22039c10b9 (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - 麗弥さん<ごめんなさいコメント届いてたの今知りました!汗汗ありがとうございます!憧れの麗弥さんにそんなこと言って貰えるなんて…泣 楽しんでいただけているのなら幸せです。私も麗弥さんのこと応援しています! (2015年3月22日 17時) (レス) id: 1c2b150ce8 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜麗弥(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!イギリス、めっちゃ格好いいです!!応援してます!! (2015年1月28日 21時) (レス) id: c44e0e362e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青蝶 | 作成日時:2014年11月30日 1時