ピニョン ページ48
ロヴィ「お、お前、そのために俺の顔を……!;;」
『血を飲んでいないのは、その傷の治る速さでわかっていたけれど。
眉毛と比べて遅いもの。』
フェリ「______嘘____?」ガッ…!!
フェリちゃんは再び彼の胸ぐらを掴み、木に押し付ける。
ロヴィ「ぐっ……!!;;」
フェリ「____謝るとか言っておいて、また嘘か___!!!
この後に及んでまだ、何を隠してやがる………!!」
ロヴィ「な、何も……!;;
っ違う、全部こいつのでたらめだ………!!;;;」
『……じゃあ、
相当な怨みを買っていると分かっているのに、
私の電話1本で何故、
わざわざここまで来たのかしら……?
放っておいて、また逃げればいいじゃない。
何故、そうまでしてフェリちゃんに会いに来るの?
鬱陶しい人間の私に、
頭を下げて何て頼んだか覚えてる…?』
フェリ「頼む……??」
ロヴィ「!;;
待て、それは……!!;;」
フェリ「………やっぱり何か隠してるんじゃねぇか。
俺に知られたくないことを………
この女は知ってるんだな…?」
ゆっくりと立ち上がったフェリちゃんが
私の腰を抱き寄せ、顎を持ち上げる。
フェリ「へぇ______そそられるな(ニコッ」
『!;』
フェリ「_________ねぇ、
兄ちゃんはお前に、
何て言ったの??」
『あ………』
フェリちゃんの瞳孔が開く。
ずわずわと、身体や心が支配されていくような感じがした。
アーサー「っ!?;;っおい、
そいつにマインドコントロールは…_____!!;;」
バチバチィッッ!!!
フェリ「っ………!!!;;」
『……!?;』
ドサッ………
菊「_____……少し、おいたが過ぎますよ」
『______!?;;;
ほ、本田さん、何でここに______!!?;;;』
アーサー「い、いつの間に………汗;;」
崩れ落ちたフェリちゃんの後ろに、
バチバチと電流装置を持った本田さんが立っていた。
菊「森からこれだけいやな匂いが漂っていれば、
そりゃあ駆けつけますよ。
血やチェーンソー、銀属の匂い………
草木もこんなになぎ倒して………
嗚呼、木も泣いている」
倒れた木を慈しむように撫でながら、
本田さんは言う。
フェリ「ぐっ……てめぇっ
本田ぁぁ………っ!!;;;(ギッッ!!!」
地べたに倒れたフェリちゃんが、本田さんを睨みつけた。
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青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます(歓喜)皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった/(^o^)\ぱんなこった\(^o^)/のほうですか?w (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね! (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ!!! (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青蝶 | 作成日時:2015年5月9日 22時