【APH】彼の方は吸血鬼*.２

ノーテンパーチョコレート ページ47

アーサー｢でもよぉ、な〜んかおかしくねぇ？？｣




全｢！！;;｣




フェリ｢はぁ…？; 首突っ込むなよ(ｷﾞﾛｯ｣




ロヴィ｢……;｣




アーサー｢これは失礼。ﾊｯ


でも、俺ならまず
殺人現場を目撃された地点で、
弟だろうが何だろうがぶっ殺すね。


その前に自分の親両方とも殺ってんだ、
弟1匹くらい容易いだろ。｣



フェリ｢……単純に俺が苦しむのを見て楽しんでたんでしょ……



その方が、面白いから｣





『……』




ロヴィ｢………ああ……(ﾌｲｯ｣





『本当に？』ｻﾞｯ





ロヴィ｢……｣





ロヴィーノさんたちのそばに寄った。




『本当にそう、思っているの？？』




フェリ｢はぁ、人間が出しゃばってくんなよ



2人で解決しろっつったのはそっちだろ？｣




『そうね…


でもごめんなさい、
私、気になることはとことん追究する性格なの。ﾆｺｯ』




ロヴィ｢……;;


下がれよ。お前にはもう、用はない｣




『いやよ。^^
ロヴィーノさんについて、不可解な点がいくつかあるの。』




ロヴィ｢鬱陶しいな、この女……;;｣




『ロヴィーノさん、私の目を見てください。』




ロヴィ｢…;;｣




私は屈み込み、
ロヴィーノさんの顔を両手で包んでこちらを向かせた。




『私のこと、鬱陶しいと思っている？』



ロヴィ｢ああ。｣



『ふふ、そう。


…じゃあ貴方最近、人の血を飲んでいる？？』



ロヴィ｢……なんだその質問は……;


ああ、まぁ、な。｣




『それじゃあ貴方は、
何をしにここに来たんだっけ？』



ロヴィ｢Σお、おい、
俺はこのままずっと質問攻めをされるのか！！？;;;;｣



『そうよ。

で、何しにここに来たの。』




ロヴィ｢弟に謝りに｣



『……そう。


______じゃあロヴィーノさん、
貴方の中に愛はあると思う……？？』



ロヴィ｢何なんだ変な質問ばかり！;


誤りに来たとはいえ、
俺は親を殺して弟の悲しみを楽しむようなヤツだ。


……分かってるだろ。

そんなものはみじんもない…！｣



ロヴィーノさんから手を離し、立ち上がった。







『……嘘、ね？』




ロヴィ｢……はぁ？;｣




『全部嘘よ。



貴方は私のことを「鬱陶しい」だなんて思っていないし、

人の血も飲んでいないのね。


それに、ただフェリちゃんに謝りに来ただけじゃないんじゃない？』



ロヴィ「……何故そう思う」



『…答えている時の貴方の目の動きは、挙動不審だわ。

それに、脈も速いのよ。』

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