デポジター ページ41
フェリ｢___でー？
兄ちゃんを呼んできて、どうするつもり？
兄弟仲良く殺し合えって？｣
『そうしたければどうぞご勝手に？
私は“2人で解決して”と言ったの。
……それに、貴方だって本当は、
お兄さんとやり直して、また善人として生きていきたい……って、
そう思ってるんでしょう？』
フェリ｢ハッ(鼻笑)、なにそれ？
思ったことないけど？＾＾╬｣
『あらそう？
でも、それが本当だとして
貴方ほどひねくれていたら、
私なんかもうとっくに消されていてもいいはずじゃない？
でもこうしてここにいる。
私があの場から抜け出せたのは何故かしら？
誰かさんがわざと目の前で鎖を切って見せて、
わざわざテーブルにナイフを忘れて行ってくれたおかげかしらね？？』
フェリ｢…ほんとお前ってムカつくよね｣
『あら、そうかしら(ﾌﾌｯ』
やはり…あのナイフはわざとだったらしい。
___そう、本当のフェリちゃんは
狂ってるほうなんかじゃなくて___
きっと、いつもの優しいほうのフェリちゃんなんだ。
そう思う。
思いたい。
ロヴィ｢___フェリシアーノ｣
フェリ｢なんだよ
お前なんかに気安く名前を呼ばれたくないんだけど？｣
ロヴィ｢___……随分派手に暴れてる様だな……
……やり過ぎだ。もうこの辺で止めてくれないか…｣
フェリ｢そっちこそ、もういい子ちゃん面は止めたら？
お前も俺と同じ、バケモノのくせに____｣
ロヴィ｢面…って……;;｣
フェリ｢……大体お前は……さ、
何しに俺に、のこのこと会いに来たわけ……？？｣
ロヴィ｢……謝り…に……｣
フェリ｢……馬鹿なの？？？
……はははっ！
ねぇ、俺がお前を許すとでも思ってるの？？
____偽善者ぶってんじゃねぇよ！！｣
フェリちゃんに蹴られ、
すごい音を立ててロヴィーノさんは木に打ち付けられた。
ロヴィ｢ｯｯ、ぐ……！;;
ッフェリ、シアッッ……___｣
フェリ｢呼ぶなっつってんだろ___！！｣
口から血を流しながらようやく立ち上がるが、
すぐさま殴られ座り込む。
ロヴィ｢っっ___！！｣
フェリ｢___謝りに来た？
遅いんだよ＿＿！！
っっ俺を勝手にヴァンパイアにして逃げたくせに___！｣
ロヴィーノさんの胸ぐらを掴み持ち上げた
フェリちゃんの声に、悲痛の色が混じった。
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青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます（歓喜）皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (
レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった／(^o^)＼ぱんなこった＼(^o^)／のほうですか？ｗ (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね！ (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ！！！ (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青蝶 | 作成日時：2015年5月9日 22時
