フレゼ ページ40
バランスを崩し、座り込んでしまう。
アーサー「っ…;;;」
ブルルル、ブルルルン…
フェリ「…ヴァンパイアといえども、
大量出血したら死んじゃうのかなぁ?
もしそうだったら、サヨナラだね
___君ら2人とも、地獄の底まで沈めばいい」
ブンッッッ…!!!
アーサー「っっっ___!!!;;;」
ザンッ…!!
フェリ「…ぐふっ!」
アーサー「___…!!;;;」
血を吐いたのは、フェリシアーノの方だった。
『っはぁっっ…!;;;
っ1対2、は、フェアじゃないんでしょう?
なら…、
素手とチェーンソーも、フェアじゃないんじゃない?;;;』
アーサー「A…!;;」
フェリシアーノの腹部に、
何かの木の家具の破片で作ったのであろう
杭が刺さっていた。
〜Aside〜
フェリ「…いったぁ…
…あーらら、出てきちゃったんだ?
っ((グッサ!
…はぁ、悪い子だなぁ」
フェリシアーノは、
自身に刺さった木の杭を引き抜き、
またさっきの、人間離れした顔をしてこちらを見た。
まだこういう、グロテスクな光景には慣れない。
『あんな所に私を繋いで、悪いのはどっちかしら?
私の大切な人たちもこんなに傷つけて…
私だって黙っていられない』
カラカラン…
フェリ「…大切な人とか、
まじそういうのさ、うざい((ブルルン…」
アーサー「お前は下がってろ!;;
お前みたいな人間が
ヴァンパイア相手に戦えるわけない!;;
こんな状況で飛び込んでくるなんて馬鹿なんじゃねぇの!?」
『失礼ね!助けたのに!
…それに、もう戦わないわ』
アーサー、フェリ「は…?」
『…フェリちゃんは、淋しいだけ…
本当は私たちを殺したいなんて、思ってもいないの』
フェリ「お前…まだそんなこと言ってんの?;;」
『貴方が戦うべきは私じゃないわ。
…いざこざがあるんなら
ちゃんと、本人と2人で解決して』
フェリ「は…本人…?」
ザ…
薄暗くなった森の中から、1人、人が出てきた。
フェリ「…!?
なん、で…___」
ロヴィ「___…」
フェリ「…久しぶりだね、兄ちゃん…?」
アーサー「!?;(兄ちゃん…!?)」
ロヴィ「___フェリシアーノ…___」
私がここへ来る途中、走りながら電話しておいた、
ロヴィーノさんが…
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青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます(歓喜)皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった/(^o^)\ぱんなこった\(^o^)/のほうですか?w (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね! (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ!!! (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青蝶 | 作成日時:2015年5月9日 22時