ルセットその1 ページ18
『…梅ちゃん…;』
梅「Aちゃん、大丈夫?
なんだか居心地悪そうな顔してたヨ…」
ああ…やっぱり気づいてたんだ。
『ええ、大丈夫よ。ありがとう。』
梅「礼には及ばないヨ〜♡
一緒に行く子がいなかったのは事実だからネ。
…本田さん、かっこいいと思うケド、
何かAちゃんにはヘンなんだヨ〜…」
『ええ…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その時間の授業を終え、
私は自分のクローゼット(=ロッカー)へと戻る。
そして何やらクローゼットの周辺で、
人だかりができていた。
『???
何、この集まりは…、
!!?やだ、何これ…!?』
人だかりの原因は私のクローゼットだった。
女生徒「東雲さん…」
野次馬が騒がしいのがまたむかつく。
私のクローゼットには、
大きな♡が書かれていた。
その中に私の名前と、
アル、フェリシアーノ、本田さん、
あろうことか眉毛の名前まで書いてあって、
4人に至っては私の名前に向かって
矢印を引いてあった。
下の方に「I LOVE YOU,TOO. Arthur.」
とまで書いてある。
私眉毛に好きなんて言った覚えないんだけれど?;;;;
「…モテるオンナは大変だね。」
『はぁ…そんなんじゃないよ、キャロライン。
それに私、あんたよりモテない。』
キャロ「そーんなことないよ。
そこにかいてあるほど、
私1度に何股もできないもん。」
『これは違うよ!
アルとは付き合ってるけど、
フェリちゃんも眉毛も違うし、
本田さんだって断った!!』
キャロ「あら、そうなの?
うーん、その図が本当になれば面白いのに♡」
『はぁ〜…、うるさいなぁもう』
とりあえず今からは選択だから時間あるし、
荷物置いてこれ消さなきゃ…
ピリッ!
『いっ!!?』
私は思わずドアノブから手を離した。
『…?;』
もう一度触る。
ビリッ
『っつ…!;』
強めの静電気のような痛さ。
何度やっても痛い。
『…っ、やだ、何これ…!!?』
このままじゃ開けられない
「___貸しなさい」
『っ!』
突然隣に現れた人が、ドアノブに手をかける。
『…本田さん…;』
ピリリ…
菊「…おやおや、微電流が流れていますね。
…全く、こんなことをするなんてたちの悪い…ニヤッ」
バリリッ
ガチャッッ!!
『!;』
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青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます(歓喜)皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった/(^o^)\ぱんなこった\(^o^)/のほうですか?w (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね! (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ!!! (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青蝶 | 作成日時:2015年5月9日 22時