顔の広いバニリン ページ17
その後彼が教室に回って来た時は、口を開けて驚いた。
先生「授業中にすまないが、
この人が回ってきたら生徒に紹介するように、と
指示されているんだ。」
菊「本田菊です。
この度、この学校の特別警備員になりました。
何か困ったことがあればおっしゃってくださいね(爽やかsmile」
『嘘でしょ…;;』
アーサー「あいつか?
今朝お前に嫁になれとか言ったやつってのは。」
『ええ…;』
アーサー「特別警備員…か…」
眉毛は不穏そうな顔をしていた。
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本田さんは、生徒にはなかなかの好評だった。
優しくて爽やかだし、
物知りで勉強もわかりやすく教えてくれるのだと。
数日は生徒の間で
本田さんの話題が耐えなかった。
生徒「本田さーん!」
『!;』
私はというと、
本田さんを見る度に
思わず視界に入らないように過ごすという
日々を送っていた。
やましいことはないのだけれど、
何か面と向かうのは嫌だ。
変な噂もたつし。
今もまさに本田さんとすれ違わなくてはいけない状況だ。
そして不運なことに、アルたちがいなく
周りいるに人も少ない。
早く通り抜けよう…((菊「…そんなに避けられてしまっては悲しいですね。」
『っっ!!!;;;;』
もう、話しかけないでよ、面倒くさい。
菊「フッ、そんなに警戒しないで下さいな。笑」
『…あんなことがあって警戒しない方が難しいですよ。』
菊「ふふ、大丈夫ですよ。
今は、何もしませんから。」
『今は…って;;;』
菊「今は、ですニコニコ」
おい、後から何かするつもりなのかよ。;;;;(((;꒪ꈊ꒪;)))
菊「まぁ…今はあの2人がいませんからね…
チャンスと言えばチャンス、ですがね」
『えっ…;;;』
本田さんが近づいて来たとき
ギュッッ!!!
ちょうど誰かに、腕を引っ張られた。
「っ、よ、よかった〜!!!!
今日友達が休んでて、
一緒に移動する人がいなくてさみしかったんだヨ〜!!
Aちゃん、一緒に行ってヨ!!!」
『梅ちゃん…;』
梅「本田さん、ごめんネ!
私たちもう行かなきゃ、授業始まっちゃう!」
梅ちゃんは小走りで私の腕を引っ張って行った。
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非公式ですが、設定上
台湾→小梅という名前にします。
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青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます(歓喜)皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった/(^o^)\ぱんなこった\(^o^)/のほうですか?w (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね! (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ!!! (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青蝶 | 作成日時:2015年5月9日 22時