検索窓
今日:10 hit、昨日:45 hit、合計:33,313 hit

顔の広いバニリン ページ17

その後彼が教室に回って来た時は、口を開けて驚いた。


先生「授業中にすまないが、
この人が回ってきたら生徒に紹介するように、と
指示されているんだ。」



菊「本田菊です。
この度、この学校の特別警備員になりました。

何か困ったことがあればおっしゃってくださいね(爽やかsmile」







『嘘でしょ…;;』



アーサー「あいつか?
今朝お前に嫁になれとか言ったやつってのは。」



『ええ…;』



アーサー「特別警備員…か…」



眉毛は不穏そうな顔をしていた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



本田さんは、生徒にはなかなかの好評だった。



優しくて爽やかだし、
物知りで勉強もわかりやすく教えてくれるのだと。



数日は生徒の間で
本田さんの話題が耐えなかった。



生徒「本田さーん!」



『!;』



私はというと、
本田さんを見る度に
思わず視界に入らないように過ごすという
日々を送っていた。



やましいことはないのだけれど、
何か面と向かうのは嫌だ。



変な噂もたつし。



今もまさに本田さんとすれ違わなくてはいけない状況だ。



そして不運なことに、アルたちがいなく
周りいるに人も少ない。



早く通り抜けよう…((菊「…そんなに避けられてしまっては悲しいですね。」



『っっ!!!;;;;』



もう、話しかけないでよ、面倒くさい。



菊「フッ、そんなに警戒しないで下さいな。笑」



『…あんなことがあって警戒しない方が難しいですよ。』



菊「ふふ、大丈夫ですよ。

今は、何もしませんから。」



『今は…って;;;』



菊「今は、ですニコニコ」



おい、後から何かするつもりなのかよ。;;;;(((;꒪ꈊ꒪;)))



菊「まぁ…今はあの2人がいませんからね…


チャンスと言えばチャンス、ですがね」



『えっ…;;;』



本田さんが近づいて来たとき




ギュッッ!!!




ちょうど誰かに、腕を引っ張られた。




「っ、よ、よかった〜!!!!

今日友達が休んでて、
一緒に移動する人がいなくてさみしかったんだヨ〜!!


Aちゃん、一緒に行ってヨ!!!」




『梅ちゃん…;』



梅「本田さん、ごめんネ!
私たちもう行かなきゃ、授業始まっちゃう!」



梅ちゃんは小走りで私の腕を引っ張って行った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

非公式ですが、設定上
台湾→小梅という名前にします。

ルセットその1→←現れた有平糖



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます(歓喜)皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった/(^o^)\ぱんなこった\(^o^)/のほうですか?w (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね! (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ!!! (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:青蝶 | 作成日時:2015年5月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。