ショートネスな返事 ページ15
『はぁ〜…((ため息
なんでそんな情報が出回ってるわけ？』
女子1「わからないわ…
私たちも人伝いに聞いたから。」
女子2「フェリシアーノファンクラブも、
すぐ誤解が解ければいいけど…」
『私もそれを願うわ。
支度したいから通して。』
女子3「あっ、それと東雲さん！！」
『今度は何？』
少しイライラしてきた。
女子4「黒髪の綺麗な男の人が、
東雲さんを探していたわ。」
『は？;;』
男の人？？
女子1「東雲さん、その人に心当たりはないの？」
『…いえ、心当たりなんて全く…』
授業まではまだ時間があるけれど、
とにかく支度をした。
いつもより騒がしい(主に女子が)人の中を
抜けようと思った時、
1人の男の人と目が合った。
この学校では見かけないその人は、
一際目立ち、一際皆とは違う雰囲気が出ていた。
黒髪の男の人「…！」
何かを見つけたかのように
男の人はこちらへ近づいてきて、
私の前で立ち止まる。
あれ、この人何処かで…
『…あの？』
黒髪の男の人「やっと見つけた…(ﾆｺ
東雲…Aさん、ですね？」
『…はい…？
？何故私の名前を…？』
男の人は、かしづいて私の手を取り言った。
黒髪の男の人「Aさん___
貴女に一目惚れしました。
私の嫁になってください。」
『…は？;;;;』
周りの女子が奇声を発する。
女子5「東雲さん、凄い…！！」
何が！？;;
女子6「ロマンティック…！！///」
何処がだよ！！;;;;
キャーキャーキャーキャーと、
だんだんただ事ではないくらいうるさくなってきた。
『あ、あの！！！』
私が声を荒らげると、周囲はやっと静まり返った。
『私は貴方を知りません。
人違いではないですか？』
きっと東雲違いだ。
黒髪の男の人「いいえ…
決して人違いなどでは。」
『…そうですか。
では、どんな返事をしても私の勝手ですね。
…お断りします。
私は貴方以外に付き合っている、大切な人がいますから。
それに、
会ってすぐの人に結婚を申し込むような人は、
私、好きにはなれないの。』
握られていた手を静かに振りほどき、男の人から離れた。
『…では。』
周囲のざわつきにも、だんだん慣れてきた。
そしてとても、アルに会いたかった。
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青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます（歓喜）皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (
レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった／(^o^)＼ぱんなこった＼(^o^)／のほうですか？ｗ (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね！ (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ！！！ (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青蝶 | 作成日時：2015年5月9日 22時
