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ツンデレ=センターキャンデー ページ14

――――――――――――――――――

帰るとき、アルがフェリに謝ると言って
話していたので、
私と眉毛は先に歩き始めた。


今日は結局丸一日授業をサボってしまった。


アーサー「しかし、“フィルシアーレ”だっけ?
あいつのちゃっかりした天然さには笑えるな。笑」


『“フェリシアーノ”、ね。
一瞬でもそういう意味だと思った自分が恥ずかしいわ…;;』


アーサー「だろうな。笑

…」



話していると不意に何故か、眉毛の歩みが遅くなった。



『…?どうし…』



フワッ



振り向こうとすると、薔薇の香りに包まれる。



アーサー「(ぎゅ…」


『…!?///;;』


って、こいつの匂いかよ。
男なのに薔薇とか((


『いきなり何よ、気持ち悪い。』


アーサー「お前はまだまだ無防備で流されやすいんだな。
今日だってどうせ、
あの男に流されてこうなったんだろ。」


『…まぁ確かにそうだわ。』


アーサー「もっと自分の状況を理解するんだな。」


眉毛は私を優しく離し、先に歩き出した。



アーサー「…別に、心配した訳じゃないからな…(ボソッ)」


『!』


そんな聞こえないくらい小さな言葉が
聞こえたように思えたのは、

顔が見えないあいつの
耳が赤くなっているのを見ると、

あながち間違ってはいないのかもしれない。


✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼


翌日


今日こそはちゃんと学校に来た。



そしてなんだか、今日は女子が騒がしい。


女子1「あ!おはよう東雲さん!」


数人の女子が私に群がってきた。


『お、おはよう…

な、何、皆どうしたの?』


女子2「東雲さん!
昨日、東雲さんが
フェリシアーノ君とデートしてたって、噂になってるわよ!?
本当なの!?」


えっ…(°°;)


『ま、間違ってはいない…かな汗』


女子3「えええ!!?
し、東雲さんって、
フェリシアーノ君ともそういう関係だったの…!!?;;;;」


『はぁ!!?;;;;
違う違う、フェリちゃんは
友達として元気のない私を
励ましてくれただけ!!

そういうのなんかじゃない!!;;』


女子4「そ、そうよねぇ〜汗

東雲さんはそういう人じゃないわよね…
ごめんなさい。


でも、フェリシアーノファンがお怒りよ…汗」


なんだか、ちょっと面倒な事になってきたみたい。

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青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます(歓喜)皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった/(^o^)\ぱんなこった\(^o^)/のほうですか?w (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね! (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ!!! (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青蝶 | 作成日時:2015年5月9日 22時

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