心の中のレ・ダマンド ページ2
“___フェリシアーノを助けてくれ___”
『___?
ロヴィーノさん、それはどういう…』
私にしがみついている
ロヴィーノさんを支えながら問う。
ロヴィ「っあいつは、
あんなやつじゃなかったんだ…
“変わった”瞬間から人が変わったように
狂っちまった___」
『???;;
ロヴィーノさん、
いきなりそんなことを言われても
追いついていけません。
もう少しゆっくり、
ひとつひとつお話を聞かせてもらえますか?』
ロヴィ「こうなったのも…
っ全部、俺のせいだ…((グッ」
話を聞いて。←
でも
ロヴィーノさんの思い詰めようが尋常ではなく、
今にも泣き出しそうだったので、
私は言葉を噤んだ。
ロヴィ「お前…、
フェリシアーノを知っているんだろう…?」
『ええ。
校内でもトップを争うモテ男だし、
知ってるも何も同じクラスですから。』
ロヴィ「ほっ、本当か!!?
だったら尚更助けてくれ、あいつのこと!!」
『ちょっ、ちょっと待って!!;;;;
もう、みんなどれだけ私に頼んだら気が済むのよ!
大体、助けるって何を、どうやって…!;;;;』
ロヴィ「あいつを正気に戻してくれ…
やり方は俺にもわからねぇけど…
戻る見込みがあるかどうかすらも…」
『そんな、
そんな成功するかどうか
不確実な依頼をされても困ってしまうわ。
それに兄弟なのだから、
貴方の方があの子のことを
よく知っているはずでしょう?
貴方ができないことを、
私が解決できるとでも思っているの?』
ロヴィ「…((ハァ…
…そうだよな、
無茶を言って、悪かった。」
そんな絶望そうな顔をされても。
ロヴィ「今の話は聞かなかったことにしてくれ。
誰にも言うな、
特にあいつ、トーニョには。」
『え…
何故先生が知ってはならないの?』
それを聞いた途端、
しかめっ面をされたので、
これ以上は何も聞かないでおこう。
『…でも、私の見た限り、
フェリちゃんはいい子で素敵な子よ?
心配しすぎなのではない?』
ロヴィ「それはあいつを知らないから言えるんだ。
まぁ知ってしまったら、お前も…((グ…
兎にも角にも、
お前もあいつには気をつけろよ。」
『わ…、わかったわ。』
そう言って、ここで聞いたことは、
深く考えないようにした。
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青蝶(プロフ) - なおさん» ありがとうございます(歓喜)皆様の暖かい御支援が励みになっております(_ _) (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - なおさん» なんてこった/(^o^)\ぱんなこった\(^o^)/のほうですか?w (2015年8月28日 11時) (レス) id: 99c48319eb (このIDを非表示/違反報告)
なお - すっごくいい作品ですね! (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 題名がw (2015年8月28日 2時) (レス) id: 51bdff1220 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - がんばれ!!! (2015年8月21日 22時) (レス) id: 4ef3f00aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青蝶 | 作成日時:2015年5月9日 22時