episode15 ページ15
収録が終わり帰ろうとすると
AからLINEが入っているのがわかった
A陣痛来た 救急車で病院
拓司「うっわ!!やべぇ!!
えっと病院は!?家から近いからいつものとこだよな!?」
くっそ…!!今日に収録があったことを恨むわ
少しの焦りと僅かな心配
子供が生まれてしまってないか
俺の中のモヤモヤは徐々に蓄積されていく
拓司「とりあえず、向かうことが最優先だ」
気持ちを落ち着かせAが頑張っているであろう
病院へと車を走らせた
到着_________
とりあえずフロントに駆け寄り
Aのことを話すと分娩室前に連れてきてもらった
連絡があってから3時間
予定日1週間前にだからと少し安堵した自分を恨んだ
まだ分娩中となっている分娩室からは
Aが頑張っているだろうということがわかる
拓司「頑張れ…!A、頑張れ…!」
俺はただ部屋の前からエールを送るほか
できることはなかった
4時間後_________
分娩室のランプが消えた
中からは
赤ちゃん「オギャーオギャー!」
子供の元気の良い鳴き声が聞こえてくる
それと同時に分娩室からお医者さんが出てきた
医者「Aさんの旦那さんですか?」
拓司「あっはい!」
医者「そんなに緊張ならさらなくても大丈夫ですよ
妻子共に元気ですよ」
拓司「本当ですか!?よかったぁぁぁ……」
医者「今、病室へ動きますからついていってください」
拓司「わかりました」
Aが運ばれた病室へと足を運ぶ
やっと俺らの子が見れるんだなという
嬉しさと早くAにお疲れ様とありがとう
そして一緒にいてやらなくてごめんな
と言いたい
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作者名:まふまふ | 作成日時:2019年10月24日 20時