四十六 ページ48
雪村｢土方さん、お茶をお持ちしました｣
土方「おう、御苦労」
何故か朝早くに、皆さんが広間に集まっていた
土方「それで？話ってなんだ？A」
「…………単刀直入に言う
私はここを出る」
そんな……Aちゃんが……新撰組を……
全「？！？！」
土方「はぁ？何言ってやがる。馬鹿なこといってんじゃねえぞ」
「何も馬鹿なこといってない。」
土方「じゃあなんで急に？！」
「もう開放してほしい」
土方「………………っ」
「もうみんなに迷惑かけたくない。
今の私、ただ居候してるだけみたいで、すごく嫌だ」
近藤「誰もAを迷惑だとは思ってないぞ？」
「私が嫌なの。
私は人の心なんて読めない。
だからこそ勝手に変な想像で傷つく。
怖いの。ここにいるのが、怖くなった
だから、お母さんといた、故郷に戻る」
土方「お前……長州に見つかるかも知れないんだぞ？！」
「…………うん。
そうだね、だからしばらくは島原に戻ろうかなって」
土方「そんなの許せる分けないだろ？！」
「どうして？
どうして土方さんはそんなに私にいてほしいの？」
土方「それは……っ
ずっと妹のように扱ってたてめえを……っ
外に出すのが心配なだけだ」
「ふふっ、大丈夫だよ。
また戻るから。絶対に。」
土方「…………もう勝手にしろ……っ！」
「ありがとう」
原田「ま、俺も反対だが、Aの決めたことだもんな」
永倉「そうだな……っ！」
沖田「……………ほんとに行くの？」
「行くよ」
沖田「そっか、僕も、会いにいくから、
平助はどうするの？」
「京に戻ったら、伝えておいてくれる？」
沖田「分かった……」
斎藤「…………お前の決めたことなら俺は反対はしない。
ただ、絶対に無事でいろ」
「うん！ありがとう！」
近藤「ぐ……ぅっ！寂しくなるなぁ！！」
「泣かないでよ近藤さん、またいつか戻るからさ」
近藤「そうだなぁ！」
Aちゃん……ここ、出ていっちゃうんだ……
寂しいな
山崎「A、ちょっといいか」
「…………………………？」
突然、山崎さんとAさんが部屋を出ていったので、気になって私も出ていった
山崎「傷は癒えたか？？」
「うん、もうすっかり」
山崎「そうか……、無理は決してするな｣
「うん、ありがとう」
なんだ、山崎さんも心配症なんだなぁ……
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音 - 斎藤さんと沖田さんがすごくかっこよくて。続きを楽しみにしています。 (2018年7月17日 17時) (
レス) id: 89f56691f5 (このIDを非表示/違反報告)
mariena0330(プロフ) - 帰蝶さん» ありがとうございます！！頑張ります、 (2016年2月12日 19時) (レス) id: d1b88b8e56 (このIDを非表示/違反報告)
燐ﾀﾛ - 続きが気になります。更新楽しみに待ってます(゜∇^d)!!(゜∇^d)!! (2016年2月11日 9時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
帰蝶 - 続きが楽しみになりました！更新頑張ってください！応援しています！ (2016年2月10日 23時) (レス) id: de1b720ec3 (このIDを非表示/違反報告)
mariena0330(プロフ) - 夜天ちゃんさん» 楽しみにしてください！！更新頑張ります！コメントありがとうございます！ (2016年2月8日 22時) (レス) id: d1b88b8e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mariena0330 | 作成日時：2016年1月26日 11時
