【薄桜鬼】 桜舞う 第一章

四十五 ページ47

Aside

平助「じゃ、俺は行くな」

「うん、おやすみ」

平助君が部屋を出ると、総司くんと私の2人だけになった

総司くんはぼーっとしていた


｢総司くん？｣

沖田「ん？何？」

「いや、何かぼーっとしてたから」

沖田「そう？」

「うん」

沖田「そっかー……」

「そうだ、私、総司くんに話さなきゃいけないことあるんだ」


沖田「何？」


いずれは皆にも話さなきゃいけない



「…………あのね……」

沖田「………………………………うん」




「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」


沖田「っ？！」

やっぱり



沖田「そんなの……だめだよ！！」


そうなるよね



「でも、決めたことなんだ」




沖田「そんな……っ！何で？！」




「理由なんてないよ、ただみんなにこれ以上迷惑をかける理由にはいかない」

沖田「誰も思ってないよ！！」

「総司くんが、皆が思ってなくても、私は辛い」









「もう____されたい____」



沖田「…………っ」



地面を強く殴ると、総司くんは部屋を出てってしまった

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