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四十四 ページ46

沖田目線


僕は一晩中Aちゃんのことを見ていた


「……ん…」

沖田「Aちゃん……?」

「あれ、総司くん?」

沖田「調子はどう?大丈夫?」

「まあまあ……かな」

沖田「そっか……」

少し沈黙が走る

その時


平助「お!A起きたのか!!」

いい所に平助が来た

沖田「なに?」

平助「そうそう!俺さ!少しの間江戸に行くことになったんだよ!」

「え?」

平助「隊士を募集しにな」

「……へえ」

平助「そんな寂しそうな顔すんなって!

すぐ戻るからさ!」

「別に寂しくないけど」

平助「んだと、今までお前のこと妹みたいに可愛がってやったのは誰だと思ってんだよ!」

「一君」

沖田「え、僕は?」

「総司くんもお兄ちゃん」

沖田「そういうことだよ平助」

平助「じゃあ俺は?!」

「平助君はね〜、弟!」

平助「は?俺の方が年上なんだけど」

「何歳だっけ」

平助「2歳は離れてる」

「ほんとだ、じゃあ、ん〜……せめて双子のお兄ちゃんだよ笑笑」

沖田「なに?家族設定なの?」

「知らないよ、そもそも平助君が僕はお兄ちゃんだ的なこと言ったんだよ」

平助「俺のせいかよ」

沖田「僕はAちゃんの恋人が良かったな〜」

そう言うと、平助はギョッとした顔をした

平助「総司、お前……それは……」

沖田「何?」

「あ〜、いいね!面白いそれ!

じゃあ平助君、私と総司くんの子供ね」

平助「だから何なんだよこれ!」

僕は本気で言ったつもりだったんだけどな。

Aちゃんは全然本気じゃなさそう。


「で、いつ戻るの?」

平助「まだ分かんねえかな」

「でもまあ正直寂しいな」

平助「お土産買ってきてやるって〜」

「ほんと?」

平助「だから、お前は大人しく傷が完全に治るまで布団にいろよ」

「なんか平助君に言われると腹立つ」

平助「悪かったな」





そんな2人の会話も耳に届かず、僕は考え事をしていた

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- 斎藤さんと沖田さんがすごくかっこよくて。続きを楽しみにしています。 (2018年7月17日 17時) (レス) id: 89f56691f5 (このIDを非表示/違反報告)
mariena0330(プロフ) - 帰蝶さん» ありがとうございます!!頑張ります、 (2016年2月12日 19時) (レス) id: d1b88b8e56 (このIDを非表示/違反報告)
燐タロ - 続きが気になります。更新楽しみに待ってます(゜∇^d)!!(゜∇^d)!! (2016年2月11日 9時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
帰蝶 - 続きが楽しみになりました!更新頑張ってください!応援しています! (2016年2月10日 23時) (レス) id: de1b720ec3 (このIDを非表示/違反報告)
mariena0330(プロフ) - 夜天ちゃんさん» 楽しみにしてください!!更新頑張ります!コメントありがとうございます! (2016年2月8日 22時) (レス) id: d1b88b8e56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mariena0330 | 作成日時:2016年1月26日 11時

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