四十 ページ42
沖田「てことで、僕が連れていきますから」
突然沖田さんが言った
Aちゃんを外に連れていく
土方「はぁ?!何言ってやがる!!
あいつはまだ怪我が治ってないんだぞ!
それに、まだあいつのことを探してる奴らがいるかもしれねえ、そんな中で、あいつを外に連れ出せるわけがねえ」
沖田「だからって、何の罪もないAちゃんをずっと、外出させないんですか?
それに、そんな奴ら、いたら僕が殺 しますよ」
土方「そういう問題じゃねぇ!」
沖田「じゃあどういう問題なんですか?」
近藤「まぁまぁ、トシ、いいじゃないか!
Aもずっと屯所にいて退屈だろう。
たまにはいいんじゃないか?」
土方「近藤さんまで‥‥‥‥」
原田「まぁ、土方さんの気持ちも分かるが、ちょっと過保護すぎじゃねえか?」
土方「はぁ‥‥‥‥もういい、勝手にしろ」
土方さんが折れるなんて珍しいけど
きっと土方さんも、外に出してあげたいという気持ちはあったんだろうな
平助「そうだ!!みんなで行こうぜ!!」
近藤「おお、平助!それはいいな!」
沖田「ほら、土方さんも行きましょうよ」
土方「チッ、今日だけだ」
原田「ま、そのほうが安全も高まるしな」
斎藤「雪村、あんたはどうする」
近藤「雪村君も行こう!」
雪村「い、いいんですか?!」
近藤「もちろんだ!」
その時
ガラッ
突然襖が開いた
「みんな‥‥……来てくれるの?」
涙目のAちゃんがいた
近藤「嗚呼!明日ははしゃいでいいぞ!」
「近藤さん!!!大好き!!!」
そう言って思い切り抱きつくAちゃんは心の底から笑ってる気がした
平助「お!!そうだ!!そしたら夜は島原に行こうぜ!!!!」
永倉「おお!!平助にしてはいいこというじゃねえか!」
「平助君飲みすぎないでよ」
平助「わーってるよ!」
「あ、土方さん!ありがと!!」
土方「チッ、油断するんじゃねえぞ。」
「うん!!」
沖田「良かったね、Aちゃん」
「総司君もありがとう!大好き!」
沖田「‥‥……っ」
あれ‥‥沖田さん‥‥顔が‥‥
雪村「沖田さん、顔赤いですよ?具合でも」
沖田「君が気にすることじゃないよ」
あれ‥‥、もしかして‥‥
沖田さん‥‥
!!!
雪村「すみません!!!!」
「どうしたの‥‥……?」
雪村「う、ううん!なんでもない!!」
沖田さん‥‥……Aちゃんのこと‥‥……
好きなんだ‥‥……
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音 - 斎藤さんと沖田さんがすごくかっこよくて。続きを楽しみにしています。 (2018年7月17日 17時) (レス) id: 89f56691f5 (このIDを非表示/違反報告)
mariena0330(プロフ) - 帰蝶さん» ありがとうございます!!頑張ります、 (2016年2月12日 19時) (レス) id: d1b88b8e56 (このIDを非表示/違反報告)
燐タロ - 続きが気になります。更新楽しみに待ってます(゜∇^d)!!(゜∇^d)!! (2016年2月11日 9時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
帰蝶 - 続きが楽しみになりました!更新頑張ってください!応援しています! (2016年2月10日 23時) (レス) id: de1b720ec3 (このIDを非表示/違反報告)
mariena0330(プロフ) - 夜天ちゃんさん» 楽しみにしてください!!更新頑張ります!コメントありがとうございます! (2016年2月8日 22時) (レス) id: d1b88b8e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mariena0330 | 作成日時:2016年1月26日 11時