【薄桜鬼】 桜舞う 第一章

三十六 ページ38

あれからAちゃんの体調はどんどん良くなり、今ではまた沢山動いてる

ただ気がかりな事が1つあった


雪村「土方さん、そろそろ辞めたらどうですか」

土方「うるせえ、お前は黙っとけ」

雪村「でも‥‥」

土方「お前が口出しすることじゃねえ」


雪村「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」


土方さんはあの時以来、Aちゃんを避けている

一言も話している所を見ていない


雪村「Aちゃん、元気だして？」


「別に私は元気だよ」


雪村「そう？なら良かった」


「そういえば今日またお母さんのとこ行こうかなって」

雪村「そんな‥‥、ちゃんと許可とったの？」


「ううん、だって土方さん口聞いてくれないもん」

雪村「ちゃんと言ったほうがいいよ！

じゃないとまたあの時みたいに‥‥」

「いーの。口聞かなくなるくらい私がどうでも良くなったってことだよ」


雪村「Aちゃん！！」

「千鶴ちゃん、みんなには内緒ね？」


当然内緒なんて出来るわけなく


雪村「土方さん！！Aちゃんがまた外出しようとしてますよ？！」

土方「なに？あいつはどこだ」

雪村「もう玄関です！」


そう言うと思い切り立ち上がり部屋から出ていった




ごめんなさい、Aちゃん‥‥



私も心配なの‥‥！！

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