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私の目の前にいたのは大好きなテヒョンくんだった
「テヒョンくん…」
「どうして泣いてるの?」
「そ、それは……あっ、テヒョンくん告白は!?」
し、しまった…こんな質問自分で自分の傷をえぐりにいったもんだ。
「ことわった」
「嘘…」
「嘘じゃない」
あの子めっちゃ可愛かったじゃん
あの子の方がテヒョンくんとお似合いだよ。私なんてテヒョンくんとは釣り合わない
「あの子可愛いのに…?」
「Aちゃんの方が可愛い」
え…?
「Aちゃん…僕、Aちゃんが僕にヤキモチしてくれなくて少し寂しかった。
僕…Aちゃんにヤキモチして欲しい」
そんなのずるいよテヒョンくん
「…勘違いしちゃうじゃん」
「僕のことで頭の中いっぱいにしてよ」
「テ、テヒョンくん」
私のことを見るテヒョンくんの目は凄く熱くて私のことを全て見透かしているようだった
「ねぇ、僕にヤキモチした…?」
もう、素直に自分の気持ちを言おう
「…した…凄くヤキモチ妬いた…1番初めにテヒョンくんと話したのは私だし、テヒョンくんの美味しいケーキの味を知ってるのも私、テヒョンくんが他の子と話してると寂しく感じるし、もっと」
言い出すと止まらない私の気持ちを話してたら
突然ふわっと
私の大好きな甘い香りが漂うと共に体が暖かく感じた
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作者名:マリ | 作成日時:2019年3月15日 0時