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翔「今回なんか多くない？」
「確かに…。でも手分けしたら大丈夫だよ。ぱっぱと終わらせて早く帰ろ！」
翔「そうだね」
皆んなが退社後、残って頼まれた作業をする。
まぁ何年もやってきたこの作業はもう慣れた。
しかも櫻井くんも一緒。こんなん楽勝！
…
「まって、想像以上に今回大変なんだけど」
翔「言ったろ？いつもより多いって」
「ちょっとなめてたわ…」
もうすでに1時間は経ってる。
いつもならこんなにかからない。
翔「ちょっと休憩する？」
「うん、そうだね。」
翔「じゃあなんか食べるもの買ってくるよ」
「あっ、ありがとう！」
そして櫻井くんが買ってきてくれたお弁当を食べながら他愛もない話をして。
すぐに作業を再開。
飲み物を飲みながらひたすら目の前の作業を終わらす。
それからまた1時間くらい経って、やっと方の作業が終わった。
「終わった〜！櫻井くんの方はどう？？」
翔「お疲れ。俺の方ももう少しで終わるよ」
「じゃあ、手伝うよ」
翔「もうちょっとだし、先帰っててもいいよ」
「いーのいーの。二人でやればもっと早く終わるでしょ」
翔「ん、ありがとう」
しゃがんでる櫻井くんの隣に座って櫻井くんの手元を覗き込む。
…あれ、ちょっと近づきたかもしれない。
ぴったり隣に座った事を今更気にして
「あっ、あの、私どこやろうかな」
翔「じゃあ、これ…」
櫻井くんが私の方を見た時
すごく近い距離で目が合った。
翔「っ、」
「………えと、これ、やるね」
翔「あ、あぁ。ありがと」
ちょっと、さすがにドキドキした。
てかドキドキしててどうすんの
早く終わらせて帰ろう。
この後和が迎えに来るし
待たせるわけに行かないし
翔「北川？大丈夫？」
「へ？な、なにが？」
翔「いや、なんか急に落ち着きないから」
「そ、そんな事ないよ！あっ、こ、コーヒー飲む？私入れてく…」
足早に部屋を出ようとしたら、足を捻って
倒れそうになったのを櫻井くんが受け止めてくれた。
「っ、」
翔「おい大丈夫か？！」
「う、うん。ごめん…」
見上げたら、またバチッと目が合った。
ほんと、私何やってんの。
何動揺してるの。普通にしてなきゃいけないのに。
早く離れて、作業に戻って……
「櫻井くん？あの、もう大丈夫だよ」
翔「…」
櫻井くんは、私を抱きしめたまま、黙っていた。
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小豆(プロフ) - ゆうこさん» ゆうこさん初めまして！そしてありがとうございます！これからも頑張って行きますのでよろしくお願いします！(^^) (2021年2月3日 18時) (
レス) id: 3c8b01b516 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ(プロフ) - はじめまして。一気読みさせていただきました！しょにの好きなわたしには堪らない作品でした！次回も楽しみにしています！ (2021年1月16日 11時) (レス) id: a9f9b8fb71 (このIDを非表示/違反報告)
小豆(プロフ) - らんまるさん» らんまるさん！亀更新すみません(--;)これからもよろしくお願いします！ (2020年6月10日 17時) (レス) id: 3c8b01b516 (このIDを非表示/違反報告)
らんまる(プロフ) - 待ってましたよー！また楽しみができて嬉しいです！ (2020年4月14日 1時) (レス) id: 52aebad76a (このIDを非表示/違反報告)
小豆(プロフ) - YUKAさん» 長らくお待たせしたのに待っていてくださって本当に嬉しいです(；A；)ありがとうございます！今後もよろしくお願いします…！ (2020年4月13日 23時) (レス) id: 3c8b01b516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小豆
| 作成日時：2019年9月29日 20時
