KPOPアイドル短編集

straykids__フィリックス１ ページ26

ＦＬ「」→フィリックス



「ピリ!!!」



朝からピリことフィリックスの部屋にやってきた



ＦＬ「なにぃ」



ベッドの上で目をゴシゴシ擦ってる



すごく眠たそうな顔してるな



しかもサイヤ人みたいな寝癖してr､､､って



今はそんな場合じゃないの



「もしかしたらこの人私のこと好きなのかもしれない!!」



そう言ってピリにスマホの画面を見せる



ＦＬ「ん､､､ヒョンジン､､､??」



「え、知り合いなの!?」



ＦＬ「うん、同じダンス部だからね



でもなんでそう思ったの??」



「先週ね、先生の雑用で廊下の掲示物張り替えてた時にね、喋ったこともなかったのに手伝うよって言ってくれたの！



それから、私が困ってる時はいつも現れて助けてくれるの



ちょっと仲良くなったんだけど、さりげなく頭ポンポンしたり手をにぎにぎするから、もうこれ絶対私のこと好きだよね！」



ピリははあ、とため息をついた



そりゃため息もつきたくなるよね



私はこういうことがしょっちゅうあるから



例えば、男の子が少し優しくしてくれたからって好きになって告白してふられたり、遊びに行こうって言われて張り切ってデートの準備して行ったらクラス会だったり､､､



まあ、俗に言う勘違い女ってやつね←



ＦＬ「Aは鈍感だね」



そう言ってピリはいつものように私を引き寄せてベッドに座らせて、



いつものようにバックハグをする



そう、いつものように



ピリは３年前にオーストラリアからうちの隣に引っ越してきた



最初はこんな感じの外人のスキンシップに慣れてないからドキドキしてたんだけど、３年も経てばそれがただの友達への愛情表現だってわかってる

straykids__フィリックス２→←BTOB__ミニョク４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す