枚数×死人 ページ11
「…何があったか話を聞くわよ」
そう言いビスケはAの一歩前に出る。
「…あ、あぁ」
男はAの殺気に気付き顔が少し青ざめていたがビスケの言葉を聞き、重い口を開いた。
「__________奴はボマー。気をつけてくれ」
どうやら男は私たちも被害に合わないように注意喚起してただけだった。ボマーという人物は人に爆弾を仕掛け、爆破させる能力を持っているみたいだ。
面白そうとAは少し思う。
「ねぇ、A、ビスケ
やっぱり、1度彼らのアジトに行ってみようよ」
『うーん、行っても意味ないんじゃないかな』
「それに詳しい場所も聞いてないんだから……仮に分かっても、アジトまで行くのに必要なスペルカードなんて1枚も持ってないわ」
「分かってる。 でも、もしかしたら爆発で死んでない人がいるかもしれな_____」
そんなゴンの言葉にビスケは「いないわね」とばっさり返す。
「標的に気付かれることなく爆弾を取り付けることが出来るのに、ミスはしないわさ」
それは相手が手練れで危険であるからこそだ、
「ただ、ボマーはゲームを続けていたらぶつかる可能性の高い相手______そう言う意味ではアジトには近い時期に行く必要があるかもしれないわね」
・
「お客様ラッキーね！今大量にスペルカードが手に入ったのよ！」
対ボマーのためにもマサドラでスペルカードを見ていると店員さんに話をかけられたのだった。
『カードが増えるってことは参加者結構死んでるね』
「……アンタ、そういうことは思っても口に出さないのよ」
だってそうでしょ？と返すとビスケはそうだけどそうじゃないのよと苦い顔をする。
うーん。
『あ、これ』
その後も三人でカードを見ているとある物を見つけたのだった。
Sランクのカードだ。
「え、これ限度枚数たったの10枚！？」
「どうするの！取っとくのっ、今使っちゃうの！！？」
「俺に聞かれても分かんないよぉー！！」
「しっ！ 声が大きい！！」
わちゃわちゃする二人に『買っておいて使うのはキルアに聞きながらでもいいんじゃない？』と促すとそれだ！と言わんばかりに指をさされた。
帰ってくるのが少しばかり楽しみだと思った。
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ゆき(プロフ) - みのる日月さん» 尊いコメントありがとうございます！！私もキャラ達が大好きなので生きてる状態で話を進めさせていただきました！これからもよろしくです！！(*´∇｀*) (12月11日 0時) (
レス) id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)
みのる日月(プロフ) - 本作では死んじゃったキャラが生きててマジ嬉しい気持ちでいっぱいです。すごく面白いです！！ (12月10日 2時) (レス) @page32 id: b8a09115f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - れみさん» そんな嬉しい事言ってくれる読者様には感謝しきれないです……！！！！これからもよろしくお願いします！！(*´∇｀*) (11月25日 1時) (レス) @page30 id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)
れみ - 最近学校終わりにこの小説を読むのが日課になっています！とても面白くて癒しです〜！！これからも応援してます！ (11月24日 22時) (レス) id: 4ca435d1be (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 伊波トウナさん» ありがとうございます！！！こっちの作品までコメントしていただき感激です🤤🤤！！！今書いている作成を順番に書いていくつもりなので気長に待ってもらえると嬉しいです！！😇 (7月12日 13時) (レス) id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年5月15日 21時
