感覚×怪物 ページ2
「誰からの電話だったんだ？」
電話を切り、ビスケ達の所へと戻るとキルアは私に問いただしたのだった。キルアは真っ直ぐにAの瞳を見ている。
『シャルだよ、あの金髪頭の人』
「え、アンタ彼氏いたの！？」
「ややこしくなるからビスケは黙ってて
電話の内容は？」
『合流しよってだけだよ。紹介したい人がいるって』
そう言うと2人は少し複雑な表情を見せたのだった。
ビスケは不思議そうな顔をする。
「すぐ帰ってこいよ」
『…………うん、わかった』
・
指定された場所は霧の深い森だった。
この場所には人の気配などなく、只々沈黙だけが残されていた。
『…………はあ』
急に飛んできた何かをAはそれを首スレスレで受け止め、溜息をつく。
『随分と手厚い歓迎だね、シャル』
「なーんだ、やっぱりバレてた」
『試さないでよ。あと、これシャルのものじゃないよね』
Aが持っていたのは投げナイフだった。
形状は少し変わったもので素早さと飛距離に長けているものだ。
『これってクロロの？絶してないで出てきなよ』
「ああ、違うな。」
『じゃあこれは________』
「僕のだよ」
すると木の陰からカルトが出てきたのだった。
思わぬ人物にAは少し目を見開く。
「僕の絶ヘタだった？」
マチ「いいえ、完璧だったわ」
ノブナガ「こいつの感覚がハンパねーってだけだ」
『なんでここにカルト君がいるの？』
そんな純粋な疑問にカルトは「入団した」と一言返す。
そんな二人を見て周りは「知り合いなのか？」と首をかしげる。
『なるほどね
別にこれなら電話で伝えても良くなかった？』
「んー団長がなあ」
『寂しがり屋__________むぐっ』
「随分と憎まれ口を叩くようになったな」
クロロはAの頬を手で挟み、黙らせる。
「……………強くなってる、」
そんな2人を見てカルトは呟いたのだった。
一瞬で全員の絶を見抜くことの出来る程の実力と感覚。
普通あれはAの歳で出来るような賜物じゃない。
「(もっと強くならなきゃ…)」
あいつを抜かせるぐらいに。
カルトは拳を強く握った。
・
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ゆき(プロフ) - みのる日月さん» 尊いコメントありがとうございます！！私もキャラ達が大好きなので生きてる状態で話を進めさせていただきました！これからもよろしくです！！(*´∇｀*) (12月11日 0時) (
レス) id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)
みのる日月(プロフ) - 本作では死んじゃったキャラが生きててマジ嬉しい気持ちでいっぱいです。すごく面白いです！！ (12月10日 2時) (レス) @page32 id: b8a09115f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - れみさん» そんな嬉しい事言ってくれる読者様には感謝しきれないです……！！！！これからもよろしくお願いします！！(*´∇｀*) (11月25日 1時) (レス) @page30 id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)
れみ - 最近学校終わりにこの小説を読むのが日課になっています！とても面白くて癒しです〜！！これからも応援してます！ (11月24日 22時) (レス) id: 4ca435d1be (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 伊波トウナさん» ありがとうございます！！！こっちの作品までコメントしていただき感激です🤤🤤！！！今書いている作成を順番に書いていくつもりなので気長に待ってもらえると嬉しいです！！😇 (7月12日 13時) (レス) id: c3db101d6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年5月15日 21時
