墓地×墓石 ページ28
目の前にある十字架を見つめる。
『久しぶりだね』
そこは私の両親とも言えるような人達が眠っている所だ。
整備をしていないのか辺りには草が生い茂っていた。
『貴方達が庭に植えるぐらい好きだったコスモスだよ』
色鮮やかなコスモスを花瓶にいれ、墓石にコトンと置く。
そしてAは静かに御手を合わせたのだった。
「おいで、一緒に見ましょう」
数年前聞こえていた明るい声も、温かい言葉も、恋しい人達はもう…………もう、居ないのだ。
Aは目を見開く。
『９月…………私は貴方達の暗殺を依頼した奴に会うよ
私達を狙ったことを後悔させてやるんだ』
案の定、発した声に返答は無く静寂がその場を包んだ。
それでもAは言葉を続ける。
『………てか、ヒソカは何してんの？』
「くっくっくっ、気づいてたのか◆」
『わざと乱した癖に』
おちょくるような態度をとるヒソカにAはべーっと舌を出す。
『で、ヒソカは何しに来たの？』
「クロロが君を連れ戻せって煩いから◇」
『そっか、戻らないとね』
どこか大人びた顔をするAにヒソカは何かを勘付いたように「やけに素直だね」と言うとAは顔を横に振ったのだった。
『9月は皆にとって大事な月だからね』
「それは君にとってもだろ？」
『………本当に貴方は侮れない』
Aは溜息をつきながら立ち上がる。
『………………誰にも邪魔はさせないよ』
瞳を金色に染め上げ、空を見上げる。
風が吹き上げ、Aの長い髪がなびいた。
『___________さあ、』
少女は止まらない。
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ゆき(プロフ) - 天邪鬼さん» (^o^ゞ！！！！はい！！！！！ (2016年8月1日 20時) (
レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
天邪鬼 - ついにヨークシン・・期待します！ (2016年8月1日 19時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 天邪鬼さん» ありがとうございますっ！！！＼(^o^)／ｲﾔｯﾌ〜！作者はコメントをしてくれると頑張れる体質なので頑張りますね＼（´Ｏ｀）／ｱﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ。次からはついにヨークシン編に入ろうとしているので楽しみにしてくれると嬉しいです♪v(*'-^*)^ｱﾊﾝｯ☆ (2016年8月1日 16時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
天邪鬼 - 続き頑張ってください！(^-^)/ (2016年8月1日 15時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - レナさん» どうなるんでしょうね‥‥‥‥（意味深）続きも楽しんで貰えるよよよよよように‥‥がががががが頑張りますねっ(*´∀｀*)尸"q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ!！！！ (2016年7月29日 18時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2016年4月15日 18時
