遮断×能力 ページ27
「便利な能力だな」
外部と遮断された空間にクロロは興味を示す。
2人は暗く広い空間にいた。
「これなら外部に情報を漏らすことなく話せるな」
『私が話したいことはそんなことじゃない』
「ほう…………ではなんだというんだ？」
クロロは少し口角を上げる。
『白々しいな、イルミの事だよ』
Aは大きく溜息をつきながら言い放つ。
『全部視てたから言い訳はいらないよ』
「……………あの能力か」
クロロは少し面をくらったような顔をする。
『イルミに依頼する程心配？』
「おまえ自身はどう思う」
『私なら心配するぐらいなら抜けさせるかな
クロロの言ってる仕事が大仕事になるなら尚更ね』
Aはハッキリとその思いを伝える。
『(……そう、邪魔になるくらいなら消えないと)』
そしてクロロの決断を待つのだった。
「………おまえは勘違いをしているようだな」
クロロはAの顎を持ち上げ、自身の方に向かせたのだった。
二人の距離は途端に近くなる。
『！』
「だから、おまえを切るという選択肢はない」
クロロは真っ直ぐにAを見る。
Aの瞳に光が宿った気がした。
『……………本当にずるいな、クロロは』
「俺は欲しいものを手に入れるだけだ」
『そう』
心が満たされた気がした。
Aの表情は前よりも明るくみえる。
『クロロ』
Aはクロロの手を強く握る。
『私の人生を貴方に全てあげる』
初めてAの笑った顔を見た気がした。
「………………」
それは残酷で美しい笑みだった。
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ゆき(プロフ) - 天邪鬼さん» (^o^ゞ！！！！はい！！！！！ (2016年8月1日 20時) (
レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
天邪鬼 - ついにヨークシン・・期待します！ (2016年8月1日 19時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 天邪鬼さん» ありがとうございますっ！！！＼(^o^)／ｲﾔｯﾌ〜！作者はコメントをしてくれると頑張れる体質なので頑張りますね＼（´Ｏ｀）／ｱﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ。次からはついにヨークシン編に入ろうとしているので楽しみにしてくれると嬉しいです♪v(*'-^*)^ｱﾊﾝｯ☆ (2016年8月1日 16時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
天邪鬼 - 続き頑張ってください！(^-^)/ (2016年8月1日 15時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - レナさん» どうなるんでしょうね‥‥‥‥（意味深）続きも楽しんで貰えるよよよよよように‥‥がががががが頑張りますねっ(*´∀｀*)尸"q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ!！！！ (2016年7月29日 18時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2016年4月15日 18時
