馬鹿×好意 ページ20
「ねぇ、ちょっとこっちに来て」
『なになに？』
シャルに呼ばれたAは素直に駆け寄る。
「このチョーカー付けられる？」
『急にどうしたの』
「付けられる？」
『………付けられると思うけど』
それは黒の十字架が付いているチョーカーだった。
「付けてあげるから後ろ向いてよ」
『わっ』
シャルはAを抱き上げ、後ろを向かせる。
『ちょっと持ち上げないで』
「団長の言ってた通り重いね」
『おい、コラきのこ』
「え、なに死にたいの？」
ニコリと黒い笑みを浮かべるシャルにAは固まる。
シャルはその隙にAの髪の毛を右肩へと流し、チョーカーをAの首につけたのだった。
十字架が左右に揺れる。
「似合ってるじゃん」
『ありがとう。でも、どうして？』
「理由なんて気にするなよ、貰ったんだから」
そー言うとシャルは何処かへと消えていったのだった。
Aは彼の心情を読めず、頭にハテナを浮かべる。
「……………A」
そんな一部始終を見ていたクロロは思わず声をかける。
『なに？』
「おまえはもう少し他人に興味を持った方がいい」
『人並みにはあると思うけど』
Aがそう平然と言えばクロロは「そうか」と諦めたような顔をしたのだった。
Aの頭には更にハテナが浮かぶ。
『あ、あとクロロ。明日用事あったりする？』
「特にはない。どうかしたか？」
『久しぶりに付き合って欲しくて
ヒソカにハンデとかふざけた事されたし』
さすがのヒソカもこの時ばかりは知らん振りをし、自分は関係無いとばかりに視線を泳がせていた。
Aはそんなヒソカをジトーッと見る。
「いいだろう」
『やった、よろしく』
「俺はヒソカと違って手加減しないからな」
『上等だよ、舐めて掛かられるより全然いい』
Aは交戦的に笑ったのだった。
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ゆき(プロフ) - 天邪鬼さん» (^o^ゞ！！！！はい！！！！！ (2016年8月1日 20時) (
レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
天邪鬼 - ついにヨークシン・・期待します！ (2016年8月1日 19時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 天邪鬼さん» ありがとうございますっ！！！＼(^o^)／ｲﾔｯﾌ〜！作者はコメントをしてくれると頑張れる体質なので頑張りますね＼（´Ｏ｀）／ｱﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ。次からはついにヨークシン編に入ろうとしているので楽しみにしてくれると嬉しいです♪v(*'-^*)^ｱﾊﾝｯ☆ (2016年8月1日 16時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
天邪鬼 - 続き頑張ってください！(^-^)/ (2016年8月1日 15時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - レナさん» どうなるんでしょうね‥‥‥‥（意味深）続きも楽しんで貰えるよよよよよように‥‥がががががが頑張りますねっ(*´∀｀*)尸"q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ!！！！ (2016年7月29日 18時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2016年4月15日 18時
