理性×鎖獣 ページ17
笑うAにヒソカは目を見開く。
『………あー楽しいね』
Aはそう呟いては何処までも黒く光のない瞳を閉じ、空を見上げるように顔を上に向けたのだった。
そんな姿にヒソカは酷くそそられていたのだった。
これからどんなショーを披露してくれるのだろうか？
これからどんな楽しい展開があるのか？
「もう我慢出来ない、もう食べてもいいよね♡」
思考がそんな考えで埋まったのを合図に、ヒソカはAに向かって目にもとまらぬ早さで駆け出す。
そしてAの細首にその手を伸ばしたのだった。
「！！」
だが、それは空を切ったのだった。
もうそこにはAなどはいなかったのだ。
『ふふ、あははッッ！！』
瞳を金色に染めあげる笑う姿は獣同然だった。
彼女は今理性という名の鎖から解き放たれていた。
『……………』
少女はその場から消え、今まで以上の力で蹴りを繰り出す。
「♠」
そんな蹴りを紙一重で避け、ヒソカはペロリと頬から流れている血を舐める。
地面には彼女を中心にクレーターができていた。
「………君、本当にA？」
ヒソカは問うもその返事は返ってくる事はない。
Aは不敵に笑うだけだった。
「………………」
『ヒソカ、私ね初めて生きててよかったって思ったの
だって__________』
瞬間、会場に戦慄が走ったのだった。
Aはこの会場にいる者の全てを巻き込み、試合を終わらせようとしているのだから。
「ワァァァァアア！！！！」
「キャァァァァアアッ！！！」
それを悟った観客達は叫びながらも出口へと走り出し会場中はパニックとなる。
『逃げないでよ、ショーは皆で見た方が楽しいでしょう？』
Aは会場の中心で両手を広げる。
流星石火
誰も逃しはしない。
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ゆき(プロフ) - 天邪鬼さん» (^o^ゞ！！！！はい！！！！！ (2016年8月1日 20時) (
レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
天邪鬼 - ついにヨークシン・・期待します！ (2016年8月1日 19時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 天邪鬼さん» ありがとうございますっ！！！＼(^o^)／ｲﾔｯﾌ〜！作者はコメントをしてくれると頑張れる体質なので頑張りますね＼（´Ｏ｀）／ｱﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ。次からはついにヨークシン編に入ろうとしているので楽しみにしてくれると嬉しいです♪v(*'-^*)^ｱﾊﾝｯ☆ (2016年8月1日 16時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
天邪鬼 - 続き頑張ってください！(^-^)/ (2016年8月1日 15時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - レナさん» どうなるんでしょうね‥‥‥‥（意味深）続きも楽しんで貰えるよよよよよように‥‥がががががが頑張りますねっ(*´∀｀*)尸"q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ!！！！ (2016年7月29日 18時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2016年4月15日 18時
