カンジョウ×ﾉ×カメン ページ49
【視覚的罠___ｼｰｸﾚｯﾄﾄﾗｯﾌﾟ】
「!?」
瞬間、地面が大きな穴へと代わり、ギドが地面に吸い込まれていった。
――――――――
「ヒッ…」
『何怯えてんの？ただ、すこーし痛かっただけだろ』
落とし穴に落ちたギドは体制を崩したまま立ち上がれないでいたのだった。…いや、正しく言えばAの圧に立ち上がれないでいた
『ゴンに何した？骨が何十本って折れてたぞ』
「…た、ただ能力を使ってやっただけだ！」
『へぇ、念を覚えたての奴に？
見掛けによらずSなの？Mに見えるのに』
「戦いに容赦何ていらないだろ！
そしてMじゃねぇ！」
ギドに言葉を投げられたAが首をコクリと傾げたと思えば次の瞬間にはニヤッと楽しげな笑みを浮かべていたのだった
『…そうか、容赦いらねーよな』
そんな笑みや言葉に戦慄を覚える
「な、やめろっ…！」
『大丈夫、死なせないから』
拳に膨大なオーラを纏い始めるAにギドは身体と顔を強張らせた
これは死を目の前にした恐怖と焦りだ
「(念でガードしても………ダメだっ、力が違いすぎる！)」
ギドの脳は要約理解した
Aが捕食者でギドが被食者
つまりは、自分が捕食される側だと
「まてっ、謝る！！もうあのガキにも手を出さない……だから、」
『何か勘違いしてる？
俺がお前をやるのはゴンを傷付けたからじゃなくて、俺がやりたいから』
「そんな………！」
ﾄﾞｫｫｫｫｵﾝ!
大きな爆発音が会場を包んだ
※
「試合見たよ♡」
『え、あ、うん！』
会場から外に出れば聞こえてくる不気味な声に俺の肩は華麗なジャンピングした。ヒソカって神出鬼没だけど、どっから沸いてくんの？！
「意外と容赦無いんだね。まぁ、情はあるみたいだけど」
『お前は情無さすぎだろ！こっわ、あーもー怖いわぁ』
「で、何で外したの？」
『ねぇ、なんでスルーすんの？』
Aは丸腰のギドに拳を当てずに試合を終えた。当たらなかった、ではなく当てなかったのだ
「(殺すことも簡単なのに)」
ヒソカにとってそれは不思議でしかなかった
『ゴン達が怒るんだよ』
「そう◆
で、本当の理由は？」
『嘘つきには嘘は通じないって本当だな』
そこでAは初めて感情で作られた仮面をとったのだった。
・
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ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» そーなんよ！！！詳細はまだ書いてないけどw (2016年12月26日 17時) (
レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
旅団LOVE - おお！能力発動!? (2016年11月28日 5時) (レス) id: 32bdb2191f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» そーなのか(´-ω-`) (2016年11月27日 0時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
旅団LOVE - 逆にアタシは好きになりますけど!? (2016年10月27日 9時) (レス) id: 4501a61984 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» マチ的には大量殺人をしている奴を好きになるような奴は中々いない、ってことだよ。普通の人なら怖くて仕方がなくなるから笑 (2016年10月25日 14時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2016年6月4日 18時
