ハンターになった理由？モテそうだからだよ

パソコン×ヲ×ハッキング ページ36

『あ゛〜まだ頭ふらふらする。』




１日一回と決めている戦闘を終えたAは頭を押さえながら歩く。
べ、別に格好いいからやってる訳じゃ、な、ないからなっ？！
女の子とか意識してないしぃ！



コニラヤは御褒美として“血液”を欲求した。


【幻想空想】は強弱関係なく相手を死に追いやる事ができ、色々と便利な能力だがお願いが大きいと血液だけではなく、身体の一部を求めてくるようになる。



お願いを背いたら___________、




『あ、てか、またジャポンに行きたいし、チケット買っとこ。』




ジャポンに何しに行くかって‥‥？
べべべべつに、舞子さんが目的とかじゃないから！！！勘違いしないでよっ！



そんなツンデレ口調で一人で否定の言葉を並べながらもPCを開き、立ち上げようとするが、




『は‥‥えっ？！』




目の前に出てくるドクロマーク。
え、なに、こわっ！
コレこわっ！



『ウ‥‥ウイルス感染？！
ハッキングされたっ？！』




操作をしようとマウスを女の子の手を握るようにソフトに握るも、画面一面がドクロマークだらけになってしまい操作が効かなかった。



最終的にはﾋﾞｰﾋﾞｰと警告音が鳴り響き、画面がﾊﾞﾁｯとばかりに消えた。




嘘だろ、、、ショートしやがった。





・






・


『くそっ、俺のキャサリン1号を壊しやがってぇぇ！！！』




電気屋で叫ぶ。
え、なんか店員さんこっち見てるし！
あ、俺が格好良すぎるからか。



『うーん、今回は何にしよーかな？』




何処かに「なんか、叫んでる変でキモい奴がいるから来てくださいっ！！！」と電話をしている店員さんを横目に俺はPCを見比べる。


店内にそんな奴がいるのか‥‥
‥大変だな(真顔)




『パソコンって何の機種がいいんだ？』




「機種だと、そっちの方がいいと思うよ？」




『！、逆ナン？！』




驚きながらも声の主を見てみると、黒髪で十字架のネックレスをアクセントとした黒い服を着ている女の子がいたのだった。



眼鏡が似合っており、いわゆる美人だった。




『俺には心に決めている人が‥‥！！』




「意味分からないけど、決めて早く帰りなよ」





『あ、はい。』



美人に薦められたパソコンを見る。
あ、確かにいいかも！


「あー、シズクいた！
急にいなく_____って、Aじゃん。」



『え、誰？キノコ‥‥あ、シャベル君！』



「ねぇ、殺していい？」




真顔な君に俺はテヘッとウィンクした。

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