ウソ×ト×カクシゴト ページ34
【幻想空想__ｸｳｿｳﾊﾗﾝ】
Aが能力を発動し、膨大なオーラを身体に纏った瞬間、Aの背後に半身白、半身黒の翼を持った長くふわふわした髪の少女が現れたのであった。
少女の八重歯が吸血鬼を想像させる。
そんな少女はAを見て嬉しそうな表情をしたあと「じゃっじゃーん！コニラヤ参上しました！」と言い放ってはAに抱きついた。
そんな異様な光景にはヒソカも目を丸くしたのであった。
なんだアレは、と。
「今回は何を望むの〜？」
『今回も前と同じフィールドを展開してほしい。』
「いいけど〜、御褒美は欲しいなぁ……って思ったり！」
『それは後で、でもいいか？』
「うん！Aがそう言うならいいよ！」
少女はニコッと笑ったあとﾊﾟﾁﾝｯと指を鳴らした。
「……ここは◆？」
『ここはフィールドだよ。』
すると、さっきいた廊下とはかけ離れた場所にいつの間にか移動していたのであった。Aとヒソカは赤い椅子に向き合った状態だ。
「これから、ヒソカとAには“嘘に罰”をしてもらう〜。それではAのターンね！」
『じゃあ、まず1つ目。さっきの能力の詳細は？』
「言えな______!!!」
「はいはーい、まずはヒソカのHPが2つになりました〜！」
ヒソカの横に具現された３つのハートの内の１つが赤から黒く染まった。
「このルールを教えてくれ♡」
『これは隠し事・嘘を吐く度にHPが減っていくシステムの“ゲーム”だ。主権者は俺で判定者はコニラヤだ。反対に言えば嘘は２回までつける。』
「３回嘘をついたら、、、？」
『HPが０になって死ぬ。
まぁ、嘘と隠し事をしなければいいだけの“ゲーム”だ。』
「面白い、続けようか♡」
ヒソカは舌舐めずりをしAを見やる。
デスゲームを“ゲーム”の一言で済ますAに興味を引かれ、興奮したのだ。
「ヒソカのターン！」
「君の統系はなんだ？」
『さぁ？』
Aがそう言うとコニラヤは「AのHPも２個〜」と言った。
どうやら発動者も例外ではなくフェアらしい。
『マチとの関係は？』
「君って案外図太いよね。もちろん内緒だよ♡」
ヒソカのHPが1になる。
これで嘘も隠し事も出来なくなった。
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ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» そーなんよ！！！詳細はまだ書いてないけどw (2016年12月26日 17時) (
レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
旅団LOVE - おお！能力発動!? (2016年11月28日 5時) (レス) id: 32bdb2191f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» そーなのか(´-ω-`) (2016年11月27日 0時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
旅団LOVE - 逆にアタシは好きになりますけど!? (2016年10月27日 9時) (レス) id: 4501a61984 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» マチ的には大量殺人をしている奴を好きになるような奴は中々いない、ってことだよ。普通の人なら怖くて仕方がなくなるから笑 (2016年10月25日 14時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2016年6月4日 18時
