オトウサン×ト×マチガエタ ページ22
「ほんと君って面白いよね」
『男に褒められも嬉しくないんだけど…』
そう言って笑うシャルに対してAは机に頬杖をつきながら辺りを見渡していた。
マチを探しているのだ。
その事に気がついたシャルは元々上げていた口角をもっと上げにんまりと笑った。
「なに、そんなにマチのこと好きなの？」
『え、なに言ってんの？常識じゃん。』
「いやいやいや、常識では無いでしょ。」
表情では笑っているもののシャルは内心「不敏だな」とAに少し同情していたのだった。
シャル達が座っている二つ後ろの席にはクロロとマチが変装して座っている。Aは気づいている素振りも見せない
団長___クロロからは“サイン”が出された
それは……………、
「そんな非リアな君に残念なお知らせがあるんだけど」
『非リアとか言うのやめて?！傷付くから！』
「お知らせと言うのは……
人生の終了………つまりは君は死ぬ。」
そんな言葉を発しられたのと同時に店内は叫びと銃声で包まれた。シャルはイスの後ろに素早く隠れ耳を塞ぐ
団員である、フランクリンによる銃撃だ。相当な腕前の能力者でも避けるのは不可能に近いだろう。
「(銃声やんだね)」
シャルナークは、店内には溢れんばかりの鮮血が飛び散っているだろうと思っていながらもイスの後ろから辺りを見渡した。
が
「……死体どころか血すら無い？」
店内は窓ガラスが割れているだけで、死人どころか血がどこにも無かった。赤など存在なしで只々小綺麗な白の空間がある。
「団長……どういうこと？」
「…やられたな。」
「えっ？」
クロロは被害１つ無い店の角を指差す。
そこには客，店員………そして、Aがいた
『シャベル君、急になんなのっ？！』
「シャルナークだって言ってるだろ！
てか、なんで生きてんの？」
『え、なんか遠回しに死ねって言ってない？！』
真正面で驚いた表情を見せるAを他所にシャルナークは「こくん」と首を傾げる。
なんで生きてんの？
そんな疑問を目で伝えるとクロロは証明するのかAの方向に歩き出したのであった。
「おい」
『え、なに!?てか、誰ッ!?』
「…俺はクロロだ。お前は____」
『ももももしかして、マチさんのお父様ですか?！し、失礼しましたｧ！お、俺はAと申します！マチさんに一目惚れしましたｧ！』
「「は？」」
・
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ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» そーなんよ！！！詳細はまだ書いてないけどw (2016年12月26日 17時) (
レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
旅団LOVE - おお！能力発動!? (2016年11月28日 5時) (レス) id: 32bdb2191f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» そーなのか(´-ω-`) (2016年11月27日 0時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
旅団LOVE - 逆にアタシは好きになりますけど!? (2016年10月27日 9時) (レス) id: 4501a61984 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» マチ的には大量殺人をしている奴を好きになるような奴は中々いない、ってことだよ。普通の人なら怖くて仕方がなくなるから笑 (2016年10月25日 14時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2016年6月4日 18時
