ハジマリ×ハ×トツゼン ページ3
『あ〜あ、名前も聞けなかった』
肩を落とすAの胸の所には【53】とかかれたプレートが付けられている。
ハンター試験の最中だ。
ペースを落とさず走るAの顔には汗一つない。
『もしや、俺がイケメンすぎてびっくりしたのか!?』
結局女はその場から去ってしまったのだった。
探してみたが痕跡も一切なくなっていた。
「ねぇ」
『めっちゃかわいか…「ねぇ!」…ん?』
声のした方を見てみるとツンツンヘアーの子とふわふわの銀の髪の子がいた。
「お兄さんって何歳??」
純粋な顔で純粋な質問をされたので俺はとにかく『何歳に見える?』と少しドヤ顔をかましてみる。
「ゴン、やっぱり話しかけんのやめようぜ?コイツ、ウザそうだし」
『まてまてまて、それは悲しいからまって!19歳だから!』
「そうなんだ!23歳ぐらいかと思ったよ!!」
「俺は26だと思った」
『え、なに、そんなに老けて見えんの』
少し大袈裟に肩を落とすと二人は「俺はゴン!」「俺キルア」と自己紹介をしてくれた。
うん、男には興味ないけど可愛いわ。
『ゴンとキルアよろしくな』
「俺はレオリオだ!」
『あーはいはい』
「俺だけ塩対応!?」
ギャーギャーと騒ぐレオリオを無視して、俺はレオリオの隣にいる金髪美人に話をかける。
「おいっ、無視するんじゃねぇ!!」
『やあ、綺麗ですね!お姉さんは何歳ですか?!』
「_______っ、わたしは男だ!」
『え?』
目を点にした。
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ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» そーなんよ!!!詳細はまだ書いてないけどw (2016年12月26日 17時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
旅団LOVE - おお!能力発動!? (2016年11月28日 5時) (レス) id: 32bdb2191f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» そーなのか(´-ω-`) (2016年11月27日 0時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
旅団LOVE - 逆にアタシは好きになりますけど!? (2016年10月27日 9時) (レス) id: 4501a61984 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 旅団LOVEさん» マチ的には大量殺人をしている奴を好きになるような奴は中々いない、ってことだよ。普通の人なら怖くて仕方がなくなるから笑 (2016年10月25日 14時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2016年6月4日 18時