102話 ページ2
・
少ない荷物を取りにもどることと
お世話になった蘭さんたちにお礼を言う為に毛利家に向かった
探偵事務所の近くまで安室さんに送ってもらい
「夜の12:00頃に此処で待ってますね」
と少し離れたところで待ち合わせをした｡
その少し離れたところから探偵事務所まで徒歩数分の距離､これからのことを考えながら歩いていたら……
「A！」
後ろから名前を呼ばれた
この名前を知っているのは数少ない…
だけどあの声は聞いたことがない…
一体誰!?
そう思って後ろを振り返ると
私がいた｡
目の前の私は息を切らしながら真剣な顔をしていた
そして私とは対照的な洋服を着ている目の前の私
「A……はぁ…はぁっ…」
『えーと…』
黒いワンピースがよく似合っている目の前の私は私を見るとなんだか嬉しそうな表情をした､だけどすぐに悲しそうな顔もした
「Aお願い､今日はもう外に出ないで！出るなら夜の12:00から1:00……」
『あ､はい……12:00に外に1回出ますけど……あの､貴方の名前は?』
「私はフィズ…そして私は…っ」
目の前の私は何かを言いたそうにしていたがやめたみたいだ
「あと記憶が仮に戻ったとしても芸能活動はやめときなさい！」
目の前の私…いやっ､彼女はきっと組織の人間だ｡
でも､真剣表情で言うあたり本当に大事な事なんだなと思わせられる
『……フィズさん忠告ありがとう』
「快斗君と幸せになってね……」
「12:00になったらこの手紙を読んで…」
「それじゃ…」
私によく似た彼女は私を見つめ微笑んだあと涙目になり走って去っていった、
『あの人私にそっくりだった……快斗のことも知ってた…泣きそうな目をしてた…』
私の手には彼女にもらった手紙､､手持ちのバックに大切に入れといた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Coco(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新頑張ってください！応援してます！ (2017年11月19日 8時) (
レス) id: 6504d4d36d (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 言音さん» ありがとうございます^^* (2016年5月10日 12時) (レス) id: 4339519039 (このIDを非表示/違反報告)
言音(プロフ) - 続編おめでとうございます。これからも応援しています (2016年5月10日 11時) (携帯から) (レス) id: 2111e957d4 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - ロールさん» ありがとうございます^^* (2016年5月10日 0時) (レス) id: 4339519039 (このIDを非表示/違反報告)
ロール(プロフ) - 続編おめでとうございます。 これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2016年5月10日 0時) (レス) id: ee26429b75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：^^* | 作成日時：2016年5月9日 23時
